光文社文庫<br> 野望銀行 (新装版)

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光文社文庫
野望銀行 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334766474
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

銀行員として出世コースに乗るのか、平凡な道を歩むのか。中央銀行に勤続七年目、小田切正雄は勝負の夜を迎えていた。二流の私大を卒業、このままでは運が良くても地方の支店長止まり。だが目の前にいるワンマン頭取の姪を口説き落とせば、話は変わる。結婚まで持って行けば、閨閥を利用して一気に道は開ける!サラリーマンのストレスを吹き飛ばす傑作!

著者等紹介

豊田行二[トヨダコウジ]
1936山口県生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。新聞記者を経て、山口県選出代議士の秘書を6年間勤める。処女作「示談書」で、’68年上期の「オール讀物」新人賞を受賞。同作品は、第59回直木賞の候補にも挙げられた。政財界の内幕を描いた小説で評価を確立し、その後、エンタテインメント全般で活躍。’96年に死去。著作は450冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ドッペ

1
ほぼ官能小説。2流私立大学卒の平行員が頭取の姪と結婚してからトントン拍子で昇進を果たした後、舌の根も乾かぬ内に部下や部下の友達と浮気を重ねていく。その結末にあるのは、もちろん…。(感想)電車で読書する俺にとっては少々周りの目を気にせざるをえなかった作品だった。ここまで積極的にエロいのはほとんど読んだ事がないから比較できないけど、ベッドシーンでの描写はなんか上手いなと思った。ただ、言葉のチョイスがとても遠回し(古い?)すぎて、逆に笑いそうになった所もあったかな。2014/01/15

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