内容説明
片山義太郎は幼なじみの白井の結婚式に招かれた。花婿は外資系企業のエリート課長、十八歳の花嫁は親の遺産を引き継いだ金持ちだ。出世、金、美女、すべてを手に入れた白井に、「結婚はやめろ」と脅迫状が届いていた。披露宴の最中に花嫁が襲われる。(「三毛猫ホームズの披露宴」)。暖かな春の陽気のもとで、ホームズの動きも素早く活発に、もちろん推理も冴えわたる。ミステリー傑作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
134
短編4話。すべて既出。題名(単行本名)は披露宴(びっくり箱)、子守歌(クリスマス)、感傷旅行(感傷旅行)、夜ふかし(愛の花束)。1987年から1991年の単行本で、何年か前に読んだもので、忘れていたものもあり、楽しめた。刑事の妹の片山晴美が活躍するものが良い。解説:山前譲2013/06/30
Norico
13
夏から始まり、秋、冬、春と四季がひと巡り。披露宴、子守歌、感傷旅行、夜ふかし。今回もさくっと読めて楽しめた2020/09/03
クルミ
12
片山義太郎は幼馴染の白井の結婚式に招かれた。花婿は外資系企業のエリート課長。花嫁は18歳。親の遺産を引き継いだお金持ち。白井の元に脅迫状が届いていたので相談される。式の途中で花嫁が殺される。片山や妹の晴美・ホームズの活躍で、事件は解決する。短編集。このシリーズはサッと読めて楽しませてくれる。嬉しいですね。2024/12/15
さくら
11
赤川次郎さん作品、かなり久しぶりに読んだ。短編だし、かなり読みやすい。長編のミステリーばかり読んでる人は物足りないと思うかもしれないけど、骨休みにちょこっと読んでみるといいかもー。2014/07/09
ひまわり
9
久し振りのホームズでした。2021/01/16
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