光文社文庫
オリーブの真実―密偵ファルコ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 541p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334761424
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

紀元一世紀のローマ―当時オリーブ油は料理だけでなく、照明・化粧・医療など万能のオイルとして、幅広く利用されていた。有力生産者を迎えてのパーティで客の襲撃事件があり、オリーブ油価格談合疑惑も浮上。―身重のヘレナをともなって我らがファルコは特産地スペイン南部への任務に就く。行く先先に現れる妖しげなスパニッシュ・ダンサーは敵か味方か?ラストシーンでは待望の女児誕生!感動のシリーズ第八作。

著者等紹介

デイヴィス,リンゼイ[デイヴィス,リンゼイ][Davis,Lindsey]
1949年生まれ。オックスフォード大学卒業後、公務員から作家に

田代泰子[タシロヤスコ]
国際基督教大学教養学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

10
時はハリウッドで有名な皇帝ネロが倒されてから数年後、最初のローマ帝国中興の祖であるウェスパシアヌスが帝位についてしばらくしてのこと。正確に言うと、AD73年、3月31日から5月25日。そしてその数日後。出産予定日まで2ヶ月のヘレナをつれたファルコは、無事に任務を果たせるのか。  ヘレナは出産前にローマに帰れるのか。オリーブの究極の使用法とは何か。  面白い本に出会えると、幸せを感じます。(,⌒-⌒) v2004/08/10

中島直人

6
(図書館)推理小説っぽいストーリーで読み応えあり。2019/11/02

あき

3
シリーズ8作目。1作目の紀元70年から少しずつ時は経ち73年。今回はローマで起きた事件に関わる問題の解決を求めて、ヒスパニアへ旅立つ。出産間近のヘレナを連れて。天敵のアナクリテスは助かるのか?オリーブの様々な活用法。カルテルは存在するのか?お人好しのファルコ。もう少し報われて欲しい。冒頭のガルム(魚醤)のアンフォラを持ち帰りとりあえず洗濯屋の陰に隠すシーン。てっきり洗濯屋で見つかって何か問題が起きるかと思ったら、予想外れ。でもこの行動には重要な意味があったのでした。2017/03/04

0
2004/07/03

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