内容説明
「殿。いまこそ鼎足の一端を担う時が来ました」。知将、諸葛・字孔明を得た劉備は、曹操の南征の企てを壮絶な“赤壁の戦い”で一夜にして打ち破る。天下三分の夜明けの訪れだ。曹操、孫権、そして劉備。最後に覇者となるのは誰か。従来の不可解な謎を解明して、かつ抜群の読みやすさで名将たちに学ぶ。蜀を得るまでの猛将・関羽の奮闘を描く激闘篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よい
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★★★★★2016/01/31
みるちゃん」
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吉川三国志を20年ほど前に読んで、さらに柴田錬三郎の三国志を読み、今回の鄭飛石の三国志です。前に読んだものを忘れた頃に読んでますが、やっぱり三国志はおもしろい。それぞれに微妙に違っていてそれもまた良い。さて下巻に取り掛かろうか…。2012/08/01
goldius
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蜀贔屓であり、演義に当然あっていいが再登場しなかった、あの人物の再登場シーンもある2003/12/27
鴨の入れ首
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2000年刊。図書館本です。中巻の山場は「三顧の礼」「赤壁の戦い」でしょうね。外国人作家の筆になる三国志(演義)小説は目の付け所や登場人物像が日本人作家とはかなり異なるように思えて、それはそれで興味深く読みました。違和感も確かにありますが、それは三国志に対する価値観の違いと思って、十分楽しめています。下巻に続く。2025/07/17