光文社文庫
殺人プログラミング

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  • サイズ 文庫判/ページ数 501p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784334760243
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

―視覚プログラムと薬剤を使って人間の心を自在に操る…。ペンタゴンの研究員ソールズベリの恐怖の研究。彼はこの人体実験の場に、人口400の田舎町ブラック・リヴァーを選んだ。だが、そこに休暇を楽しもうと、都会から親子が…。―“本書を読み終えられるころには、読者の多くが落着きを失い、不安に怯え、恐怖すら感じるかもしれない…著者”ベストセラー作家が人間の欲望と意識下の世界に挑んだ戦慄のハード・サスペンス。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

shiaruvy

9
★4.5 [1989.03.20 初版] J.フィニィ『盗まれた街』にお色気味たっぷり振り掛けたクーンツ版。 僕のちっぽけな夢..いやいや全世界男性の欲望を著した作品でしょう。 これぞ,うししっ〜♪の御本。2013/07/05

虎師匠

6
書庫整理につき再読。一人の天才により、住民すべてを意識下から精神的に支配下に置かれた片田舎の町を舞台に、その真実に立ち向かう事になる男女の恐怖の逃避行を描くスリラー。何かを探そうとして、どこかで見た覚えは在るがそれがどこだか思い出せない、と言う経験は誰でも在るが、それは目に写る全てを意識して知覚していては脳の処理能力に負担をかけすぎる為に、無意識に必要な情報だけ受け取る様にセーブされているから。この無意識下に記憶されていく閾下知覚に指令を植え付けると言うアイデアを70年代に思い付く作者のセンスの凄さ。2014/06/18

Tetchy

4
これがクーンツなのかと驚嘆させられた一作。初の「クーンツ体験」としてこの作品を読んだ事を実に幸運に思う。内容は正にこれぞエンタテインメントとばかりに畳み掛ける活劇のオンパレードである。サブリミナル効果を’77年に主題として扱っているあたりにクーンツの先見性をまざまざと見せ付けられた。いやはや流石はクーンツである。2009/04/19

どんぐりころころどんぐりこ

2
先進化が進む世界の行先がこれなのではないかと思い描かせるような1冊。ある科学者がプログラミングで、人を思い通りに動かす実験の最終段階として1つの街を使った。展開は読みやすいが、近未来を思い浮かばせるような物語となっている。2021/04/06

ルウ

2
★3 ワクワクドキドキなB級エンタメ。変態科学者のクソっぷりがもはや清々しい。女を征服する野望を胸に秘め…きれず、自分のトラウマ原因になった女を見ると殴るわ犯すわ、だけど早漏すぎて犯せねーってなんだこれw とりあえず最後は大団円だし、発刊年の割に古臭くないので楽しく読める。2015/02/18

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