光文社古典新訳文庫<br> 政治学〈下〉

個数:
電子版価格
¥1,463
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

光文社古典新訳文庫
政治学〈下〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 05時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 504p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334754839
  • NDC分類 311
  • Cコード C0110

内容説明

国制の変動の原因と対策。民主制と寡頭制の課題と解決。国家を成立させる最も基礎的な人口と国土。そして、政治の最大の仕事である優れた市民の育成。幸福と平等と正義の実現を目指す、最善の国制の探究を通じて投げかけられた問いこそ、現代のわたしたちが答えるべき課題にほかならない。

目次

第5巻 国制の変動の原因と対策(内乱に関わる平等の問題;内乱の普遍的な原因 ほか)
第6巻 民主制と寡頭制の課題(民主制の種類の探究への序論;民主制的な自由、正義、平等 ほか)
第7巻 理想的な最善の国制(序論―個人の生き方から国家の生き方へ;個人の幸福と国家の幸福は同じか ほか)
第8巻 最善の国家の教育制度(どのような教育が必要か;学習内容をめぐる論争 ほか)

著者等紹介

アリストテレス[アリストテレス] [АΡΙΣΤΟΤΕΛНΣ]
384‐322 B.C.。古代ギリシャを代表する哲学者。ギリシャ北部のスタゲイラに生まれ、17歳ころアテナイのプラトンの学園アカデメイアに入学、20年間研究生活を送る。プラトンの死後、小アジアなどでの遍歴時代を経て、50歳近くでアレクサンドロス王の庇護のもとでアテナイに学園リュケイオンを創設し、学頭として研究と教育に没頭した。かれの著作は講義ノートが大部分であり、内容別に整理され、学問方法論、理論学の『形而上学』『魂について』、実践学の『ニコマコス倫理学』『政治学』、制作学の『詩学』などがある

三浦洋[ミウラヒロシ]
1960年生まれ。北海道情報大学情報メディア学部教授。博士(文学)。北海道大学大学院文学研究科(哲学専攻)博士課程修了。研究分野は、古代ギリシャ哲学を中心に、哲学、倫理学、芸術学にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中玉ケビン砂糖

51
自分の中でようやく整理相成る。平易な文体はもちろんだが、「議論されたことになっているはずの箇所」「いずれ議論されるはずだった箇所」が注釈で明示されており、助かっている。2023/08/13

かわうそ

41
『そもそも所有財産や身体が人間にとって意味のある、のぞましいものであるのは、それらが本来的に魂のために存在するからにほかならない。それゆえ、よく思慮する人なら誰でも、魂のためにそれらを望むべきなのであって、それらのために魂を望むべきではない。』218.219 あくまでも富は補助的条件なのです。決して、富があれば幸福であるということではないということ、つまりは富は手段であって目的ではないということです。手段が目的として捉えられるとたちまち際限のないものに変化してしまい本来の目的が見えなくなってしまうのです。2023/09/24

かわうそ

35
教育は公共的に行われるべきである。なぜなら、人生の目的は最善に生きることに尽きるからです。そしで教育においては自分に適したこと、能力的にな可能なこと、中庸であることに注意すべきであるとアリストテレスは言います。今の時代、やっと自分に適したことが追求できるような教育が可能になってきましたが、まだまだその目標が完全に達成される日は遠いですね。まさに過度な偏差値教育は悪でしかなく、テストができても自分の頭で考えられない人間が大量発生してしまう原因を作っていると思います。2023/11/30

バーニング

3
下巻に入ってもマジ面白いんですけどほんまにこれは2300年前の本か???ってなった。まあゴリゴリの家父長制だし奴隷制がデフォルトなところは古代感が強いけど、このタイトルで一番最後に論じてるのが(公)教育なんですよね。現代資本主義に最適化されつつある教育業界をアリストテレスが見たら何言うんだろうなってなった。あとニコ倫もちゃんと読みます、はい。詩学も久しぶりに再読したい。2023/11/13

くま

0
タイトルは政治学だが国家論や倫理学、教育学、子供を作るタイミングまで実に幅広く論じられているなと思った。当然内容は難しいが、アリストテレスの講義を聴いているようでありがたい気持ちになれた。2023/12/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21378400
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。