光文社古典新訳文庫<br> トニオ・クレーガー

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光文社古典新訳文庫
トニオ・クレーガー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 190p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334753832
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報



マン[マン]
著・文・その他

浅井晶子[アサイ ショウコ]
翻訳

内容説明

同級生の男子ハンスや、金髪の少女インゲボルクに思い焦がれながらも、愛の炎には身を捧げられず、精神と言葉の世界に歩みだしたトニオ。だが大人になり小説家として成功してなお、彼の苦悩は燻っているのだった。若者の青春と新たな旅立ちを描いた、ノーベル賞作家の自伝的小説。

著者等紹介

マン,トーマス[マン,トーマス] [Mann,Thomas]
1875‐1955。リューベックの富裕な商家に生まれ、生家の繁栄と衰退を題材に『ブデンブローク家の人々』を執筆、世に出る。第二次大戦中はアメリカに亡命、戦後アメリカに起こった反共の気運を嫌ってスイスに移住。半世紀を超える執筆活動の中でドイツとヨーロッパの運命を深く考察し、過去の文学遺産を幾重にも織り込んだ独自の物語の世界を展開した。1929年、ノーベル文学賞受賞

浅井晶子[アサイショウコ]
翻訳家。1973年生まれ。京都大学大学院博士課程単位認定退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

31
「実際、トニオが見つめていたのは、自身の内面だった。」パロディではないかと疑いたくなる、絵に描いたような文学作品です。現在この文章を読むとしたら、戯画的に読むしかありません。評価は時代と共にあり、読みは歴史に制約されるのでやむを得ません。その中でこれはと思ったのは、トニオが図書館になった生家に入りますが(これも幻想だと穿った見方もできます)、自分の部屋だったところへは入れない場面です。三島由紀夫『金閣寺』に同じ場面があります。共に自分の最も大切な場所であり、そのため語りえぬものであり、ゼロ記号の場所です。2020/11/11

クプクプ

30
登場人物が少ないのが特徴の物語。主人公のトニオの性別が読んでいる途中で一瞬わからなくなるのが鍵です。トニオのセリフ「芸術家は健康ではいけない」「馬の静止画が好きな人を小説家に引き込んではいけない」に納得。人種問題、愛、宗教、ありとあらゆる要素がみずみずしく凝縮された素敵な一冊。北杜夫の愛読書ということで手にとりましたが航海記にも青春記にも影響を与えています。私と同世代の浅井晶子さんの翻訳が素晴らしいです。短い物語なので新訳で楽しみたい方は、ぜひどうぞ。2018/10/24

Aoyama borabora

29
同級生の男の子や少女インゲに思いを寄せるが相違してしまう青年期、物書きとなるも世間一般とは少し違和感を感じるトニオ・クレーガー。社会との距離感がうまく取れない主人公に読者は自分を重ねられるのでは。2018/09/16

スリーピージーン

16
芸術に生きるとはどういうことだろう?文学にせよ美術、音楽にせよ、これに身を捧げてその道で生きていくのは本当に苦悩の連続なのだろうと、凡人の私は想像するだけだ。そんなに悩むのなら、いっそ投げ出して、食べるためだけに生きたらいいのにと思うが、それはそれできっと芸術家にとっては地獄なのだ。私は俗人の生で満足だけど、芸術への憧れは死ぬまで持っていたいと思う。2019/04/23

カラスノエンドウ

14
混雑した通勤電車に揺られて読書する私。本の中では、芸術を語り欧州を旅するトニオが馬車に揺られている…まるで豚に真珠だ。しかし、何かしらの引け目や孤独感が距離を縮める。終盤のパーティー場面では、トニオと心が重なった。 解説が作者の人生や時代背景に詳しく、本書を読む手助けになった。他の作品も読みたい-いつの日か『魔の山』登頂を目指して。2020/01/11

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