光文社古典新訳文庫<br> 幸福について

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光文社古典新訳文庫
幸福について

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  • サイズ 文庫判/ページ数 425p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334753696
  • NDC分類 134.6
  • Cコード C0110

出版社内容情報

人は幸福になるために生きているというのは実は人間生来の迷妄である、と逆説的に説くショーペンハウアーの「幸福論」。

内容説明

「人は幸福になるために生きている」という考えは人間生来の迷妄であると断じる幸福論。自分を他人と比較し、他人の評価をたえず気にすることが不幸の元凶であり、名誉、地位、財産、他人の評価に惑わされず、自分自身が本来そなえているものを育むことが幸せへの第一の鍵であると説く。

目次

第1章 根本規定
第2章 「その人は何者であるか」について
第3章 「その人は何を持っているか」について
第4章 「その人はいかなるイメージ、表象・印象を与えるか」について
第5章 訓話と金言
第6章 年齢による違いについて

著者等紹介

ショーペンハウアー,アルトゥール[ショーペンハウアー,アルトゥール] [Schopenhauer,Arthur]
1788‐1860。ダンツィヒ生まれのドイツの哲学者。「生の哲学」の祖。主意主義とペシミズムの代表者。ゲッティンゲン大学で自然科学・歴史・哲学を学び、プラトンとカント、インド哲学を研究する。イェーナ大学で論文「充足理由律の四根について」によりドクトルの学位取得後、1820年ベルリン大学講師となったが、当時ヘーゲル哲学が全ドイツを席巻、人気絶頂のヘーゲル正教授に圧倒され辞任し、在野の学者となる。主著である『意志と表象としての世界』(1819‐1844)を敷衍したエッセイ『余録と補遺』(1851)がベストセラーになると、彼の思想全体も一躍注目を集め、晩年になってから名声を博した。フランクフルトにて没

鈴木芳子[スズキヨシコ]
1987年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。翻訳家・ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

98
「好きな事を仕事にすべき」教の家族から「はなも好きな仕事をやったら?夢はないの?」と聞かれる度に「自分は人間としての喜びがないと思われているんだ。家族から落伍者だと思われているなら、他の人は・・・?」と思い込み、しんどい事がある。そんな気持ちを軽くしてくれる本です。他者や世間が作った価値観と比べ、そこに依存するからこそ、人は不幸に自らを縛り付けてしまう。「幸せになれなければならない」というのは自己実現ができるようになってからの新しい業のようなものなのかもしれません。自分の素質を如何に伸ばし、与えるかも大切2018/04/10

molysk

34
人生の財宝は、「その人は何者であるか」「その人は何を持っているか」「その人はいかなるイメージ、表象・印象を与えるか」の三つに規定できる。このうち、何が重要なのか。現実世界のすべてのものは、主観と客観の二つの側面から成りたっている。外界である客観は運命の手に握られて変化しうる。一方、私たち自身である主観は変化しない。よって、主観である第一の財宝が、客観である第二、第三の財宝よりも圧倒的に重要であることは明らかだ。人生の幸福にとって、その人の身におのずからそなわるものこそ、最も重要なものである。2019/09/14

ホシ

22
本書はショーペンハウアー晩年の作『余録と補遺』からの訳書。『余録と補遺』は幅広い年代向けに書かれたエッセイらしく、哲学書のような晦渋さは無いですが、それでも集中して読まないと頭に入ってきません。発刊当初はベストセラーだったそうですが、正直、そんなに新鮮味を感じませんでした。要するに彼の言う幸福とは仏教のそれだと思いました。「諸行は無常にして一切は皆苦。欲少なくして足るを知り、犀の角のようにただ独り歩め」という事かと。インド哲学との出会いが決め手だったのでしょうね。新鮮味が薄いとは言え箴言溢れる一冊でした。2021/08/20

ソングライン

21
幸福とは、精神的にも肉体的にも過大な苦痛のない人生を送ることで、最高に活気ある歓びや最大級の享楽を授かることではないと哲学者ショウペンハウワーは主張します。妬む人々との接触を避け、他人の評価を気にすることなく生きることが幸福への近道であるとし、その生き方は孤独を招くことになるが、孤独の中には自由があり、老いても、貧困でなければ人は幸せに過ごすことができると説きます。永遠の未来と成功を夢見る若い時に読んでも、この本の素晴らしさは分からないかもしれません。初老の今だから私の心に滲みるのです。2020/12/07

小波

21
時代的なものもあるのか…とても納得できる部分もあれば納得できない部分もあり。大部分が学び多い内容であるのだけれど、読んでいるうちにショーペンハウアーの自己紹介を聞かされているような気がしてきてしまって…。私は世界はもっと愛に溢れていると思うから…ショーペンハウアーの語る世界と私の見えている世界との乖離を埋める必要はないかなと思う。私は難病で不幸なのか?いくらショーペンハウアーが健康が大事と言っても、やはり彼の言うように幸福は自ら己の中に見出すものだから…この本に全面的に従うわけにはいかない気がする。2020/11/17

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