光文社古典新訳文庫<br> 一年有半

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光文社古典新訳文庫
一年有半

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334753306
  • NDC分類 304
  • Cコード C0197

出版社内容情報

死の直前まで明るさを失わなかった「東洋のルソー」中江兆民による珠玉の批評・エッセイ集。

内容説明

「余命一年半」を宣告された中江兆民による、痛快かつ痛切なエッセイ集。政治・経済・社会への歯に衣着せぬ批判から、人形浄瑠璃への熱愛までを語り尽くした明治の大ベストセラーが、豊富で詳細な注を具えて蘇る!理念と情の人・兆民の透徹したまなざしが光る「生前の遺稿」。

著者等紹介

中江兆民[ナカエチョウミン]
1847‐1901。政治思想家、翻訳家、哲学者、ジャーナリスト、自由民権運動家。土佐(現・高知県)出身。本名は篤助(または篤介)。1871年、岩倉使節団に同行して渡仏。’74年帰国後、東京に仏学塾を開き新しい学問・思想を教育する。西園寺公望の「東洋自由新聞」主筆をつとめ、自由党創設に参画、著作以外に、ジャーナリストとして自由民権思想の啓蒙と専制政府への攻撃をおこなう。ルソーの『社会契約論』を翻訳・読み解いた『民約訳解』は明治以降、大きな思想的影響を与えた

鶴ヶ谷真一[ツルガヤシンイチ]
1946年東京都生まれ。エッセイスト。早稲田大学文学部卒業。著書に『書を読んで羊を失う』(第48回日本エッセイスト・クラブ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

83
余命一年半でも毒舌家は毒舌家である。日本史の教科書で出てきた政治家の名前がボンボカ、出てくるので「あ、この人はこういう人だった」と復習できる事になりました。公の幸福より、自己利益を貪る政治家や自分たちの政党の沽券に固執し、政策提案は後手に回りがちな野党、外国に盲目的に追従しがちな日本へ苦言を呈していますが今、見ても古びていないのが何とも・・・。西郷隆盛の事を「人心に篤いがその後や大局的な見方ができない人物」と指摘しているのには驚きました。但し、女性に対しての見方には、個人的に好きになれないものもあります。2018/07/17

まりお

40
癌を患い、余命一年半を宣告された中江兆民。その時間をもって書かれたエッセイ集。今時の政治や日本国民、著者が好きな浄瑠璃、そして時折病状について触れる。憎まれ口が多いが、それで面白い。最後の方になると、お世話になった方、好ましく思いも拝見することができなかった方、嫌いなやつ、それぞれに対して思いを綴る場面がある。これを読むと終わりに近づいたのだと分かった。2017/05/20

Y2K☮

31
プロレスラー小橋建太を連想。王者になりたての頃、後輩の秋山準から盛んにダメ出しをされていた。「じゃあおまえがやれよ」とキレてもいいのに、小橋は「アイツの求める理想は高い」と全て受け止め、吸収し、絶対王者と呼ばれる領域まで登り詰めた。兆民も理想主義者。彼の発する痛烈且つ貴重な毒言を呑み込めた者は当時いたのか? 井上毅などごく少数だったに違いない。云うだけでなく実際に政治家になり、失敗したとはいえ事業にも挑んだ彼の生き方からなぜもっと吸収しなかったのか。実践なくして道義なし? ならば道義なき実践も又無と同義。2019/06/04

さきん

29
余命一年半とつげられてから、兆民が世の中思っていることを亡くなる直前まで綴った内容。政治、経済、浄瑠璃、友人と多岐にわたる。フランスの先人を例に出すことが多い。薩長閥が政界をまだ占めつつ元老院が実質的に権力を握っている中で兆民や板垣退助、尾崎行雄氏あたりが政党、議会で政権が変わるように頑張っている時代。与党と野党の関係が平成とほぼ同じで驚く。自由貿易批判もこのころもしていたのかというのも新鮮な驚きだった。政治と経済の自由を日本人は混同してしまっているという指摘も印象に残る。2018/04/15

きゅー

15
喉頭がんになった中江兆民は、医者から余命は一年半から二年と聞いた。その間に、書き残せるものは書いておこうと始めたものがこの『一年有半』。内容は、全方向に噛みつき、罵倒するというもので、生命の最後の残り火に油をぶじまけたようなものになっている。伊藤博文のことは「一言でこれを決めつければ、野心は余りあれども、胆力と知識が足りない」とこけおろし、大隈重信のことも「目前の知識は豊富だが、先の配慮に乏しい。そのため百敗してひとつも成るところがない」と厳しい。2021/04/23

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