出版社内容情報
恐竜冒険物語の始祖ともいえるドイルの傑作。シャーロック・ホームズの物語と双璧をなすチャレンジャー博士シリーズの代表作
内容説明
変人として有名なチャレンジャー教授は、南米に絶滅動物たちの生息する台地が存在すると主張する。真偽を確かめるべく、新聞記者の「ぼく」、懐疑派のサマリー教授、スポーツ万能のロクストン卿は探検隊を結成し、アマゾンの奥地を目指すが…。胸躍るSFの大傑作を読みやすい新訳で!
著者等紹介
ドイル,アーサー・コナン[ドイル,アーサーコナン] [Doyle,Arthur Conan]
1859‐1930。英国エディンバラ生まれ。「シャーロック・ホームズ」シリーズで大人気作家となる。また、『失われた世界』をはじめとするSFや、歴史小説など、数多くの作品を残した。正義感に溢れ、南アフリカでの英国の戦争に医療奉仕団の一員として赴いたり(帰国後ナイト爵に叙せられる)、晩年は心霊学に熱中した。日本でも「新訳シャーロック・ホームズ全集」(全9巻、光文社文庫)をはじめ、多くの作品が翻訳されている
伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ。早稲田学商学部卒。文学、ミステリーや冒険小説、軍事や政治経済のノンフィクションまで、幅広いジャンルの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
174
新訳に際して、註の充実が嬉しい。無かったら普通に読み進めて、背景を気にしないままだったと思うので。 小学生の頃に読んだ気になっていたけど、どうも思い違いだったみたい。又は子供向けに大きく改変されていたのか? メインの舞台に辿り着くまでのお話も結構長くて、お話の世界に入り込めなかったな。(´๑•_•๑)。メインの舞台でも、それはダメでしょうって行動もあってね。2021/03/14
はたっぴ
98
〝シャーロック・ホームズ〟の生みの親による長編SFを堪能。作品の素晴らしさと共に、解説でのドイル氏の多彩な経歴が目を引き、著者自身が小説になりそうな人生を送っていることに驚嘆した。『ジュラシック・パーク』『キング・コング』など数多くの作品に影響を与えたそうだが、さもありなんという面白さ。奇人チャレンジャー教授の下に集まった3人が、メイプルホワイト国へ潜入してからの冒険の数々が、躍動的な描写とリアルな挿絵により視覚や聴覚を刺激する。大嫌いなお化け屋敷を覗き見るような怖さと好奇心がせめぎ合う楽しい読書だった。2017/06/24
マエダ
75
久しぶに童心に返って心踊る小説を読んだ。面白いだけで本を選ばなくなって、擦れてしまった心の養分である。2019/06/30
みっぴー
57
シャーロック・ホームズシリーズより面白い!巨匠のSF大傑作です!アマゾンの奥深くにそそりたつ絶壁(300メートル!)その上には進化系から外れた古代生物が生息しているとか…変人チャレンジャー教授をはじめ、個性的なキャラクターが織り成す冒険憚です。火山活動により人間世界とは切り離されたロスト・ワールドに待つものとは--某狩りゲーが好きな人には、堪らない作品です。未来系のSFはあまり食指が動かないのですが、そうか、古代生物系のSFがすきだったのか自分。2017/05/07
優希
54
ドイルはホームズの印象が強いですが、SFも書いていたのですね。血湧き肉躍る物語の展開にのめり込みでした。挿絵が入っていたのも良いと思います。古典ながら新しい。面白かったです。2022/09/05
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