出版社内容情報
『夜間飛行』のエピソードなどが多数描かれ、現代人に生活と行動の指針を与える世紀の名著。
内容説明
郵便機のパイロットとして長いキャリアを持つ著者が、駆け出しの日々、勇敢な僚友たちのこと、アフリカや南米での人々との交流、自ら体験した極限状態などについて、時に臨場感豊かに、時に哲学的に語る。人間にとって大切なものは何かを鋭く問うたサン=テグジュペリ文学の大傑作。
著者等紹介
サン=テグジュペリ,アントワーヌ・ド[サンテグジュペリ,アントワーヌ・ド] [Saint‐Exup´ery,Antoine de]
1900‐1944。フランスの作家、飛行家。兵役で航空隊に志願、除隊後は民間航空業界に入る。26歳で作家デビューし、自らの飛行体験に基づく『南方郵便機』『人間の大地』などを発表した。1931年に発表した『夜間飛行』はアンドレ・ジッドに絶賛され、またフェミナ賞を受賞。また1942年の『戦う操縦士』は、ヒトラー『我が闘争』に対する「民主主義からの返答」として高く評価される。詩情あふれる『ちいさな王子』は、子どもから大人まで今も世界中で愛され続けている
渋谷豊[シブヤユタカ]
1968年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1995年から8年間のパリ滞在を経て、信州大学人文学部准教授。パリ第四大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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