光文社古典新訳文庫<br> くるみ割り人形とねずみの王さま/ブランビラ王女

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光文社古典新訳文庫
くるみ割り人形とねずみの王さま/ブランビラ王女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 470p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334753092
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

チャイコフスキーのバレエで有名な「くるみ割り人形」の“本当”の原作。ホフマンの代表的ファンタジー2作品を収録。

内容説明

クリスマス・イヴに贈られたくるみ割り人形。その導きで、少女マリーは不思議の国の扉を開ける…。珠玉のメールヘン「くるみ割り人形とねずみの王さま」。役者ジーリオとお針子ジアチンタの恋が大騒動を巻き起こす「ブランビラ王女」。奔放な想像力が炸裂するホフマン円熟期の傑作2篇。

著者等紹介

ホフマン,エルンスト・テオドール・アマデウス[ホフマン,エルンストテオドールアマデウス] [Hoffmann,Ernst Theodor Amadeus]
1776‐1822。ドイツの作家。ケーニヒスベルク生まれ。2歳のときに祖母にひきとられる。ケーニヒスベルク大学法科に入学後、もっぱら作曲や楽器演奏、絵画に励む。卒業後、司法官試補を経て陪席判事に任じられる。1804年、南プロイセン政庁参事官としてワルシャワ入りし、2年後、ナポレオン軍のワルシャワ侵攻のために失職。劇場音楽監督の職を求めてバンベルク劇場と契約。支配人補佐の地位を得た後、作曲家、演出家として活躍する。1814年『カロ風幻想作品集』を出版。46歳で、脊椎カリエスのため死去

大島かおり[オオシマカオリ]
1931年生まれ。東京女子大卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

116
『くるみ割り人形とねずみの王さま』のみ読了。チャイコフスキーのバレエ組曲は多く耳にしたことはあるけれど、バレエも観たことない、話の内容も全く知らない…そもそも“くるみ割り人形”って何なの!?(笑)そんな無知な状態から味わったのは、幼き少女マリーの夢と現実の交錯する憧れと恋の物語。何より印象的なのはネズミの脅威と魅惑溢れるお菓子♬読み終わっての第一声は、あんまり得意じゃないかな…虚構と実際が混同する展開を、子供向けにとあえて曖昧に描かれるのに戸惑うばかり…それが自分が苦手と感じてる宮沢賢治と重なり残念無念…2020/01/20

藤月はな(灯れ松明の火)

87
大好きなチャイコフスキーの曲の原作。しかし、モーリス・センダック氏が押絵を書いた絵本も小さい頃、読んでいたのですが、長いのと絵が怖すぎた(特に鼠の王様と鼠の呪いにかかってしまったリリパット姫)ので未だにトラウマとなっています。こちらは筋が通っています。でも同時収録の「ブランビラ王女」はさっぱり、わからない!作者による読者への解説的なメタ的語りが入る上、妄想と現実がゴッチャ混ぜ、アイデンティティの混乱や意識の流れ的な描写も!多分、ドイツ文学上での『不思議の国のアリス』やウルフ作品みたいな革新的作品なのかも。2017/04/29

♪みどりpiyopiyo♪

55
面白かったー♪ この珠玉のメールヘンは200年も前、ナポレオンの時代の作品なのですね。当時の上流階級の習俗や子供観が読み取れます。プロイセン王国って本当にあったんだ!■バレエの演目で馴染んでたけど、なになに?こんなにスペクタクルで目まぐるしいお話だったの?! 謎に包まれたドロッセルマイヤーおじさん、くるみ割り人形軍とねずみ王国の容赦無い戦い、箪笥のコートの袖からはしごで向かう甘く煌めくお菓子の国…。■夢と現とそのまたこちら。幾重にも重なるメールヘンに眩暈をおぼえるのでした。(1816年、2015年)(→続2016/12/24

みっぴー

48
チャイコフスキーの『くるみ割り人形』と言えば、誰もが聞いたことのあるタイトルだと思います。本書はその原作です。なかなか壮絶でした。怖い。どこまでが現実か分からないし、誰が嘘をついているのか分からない。全く子供向けの要素がありません。二作目の『ブランビラ王女』は、更に上を行く訳の分からないストーリー展開。作者のホフマン、きっと知らないうちにセンターラインはみ出して運転してるタイプだと思います。2017/03/23

aika

45
バレエとチャイコフスキーの音楽で、一年の終わりを彩り続けてきた「くるみ割り人形」。本を手にして初めてホフマン作であることを知りました。少女マリーがクリスマスに目にしてしまったのは、くるみ割り人形とねずみの王様の大戦争!可愛らしいお人形と砂糖菓子で作られた夢のような世界で終わるおとぎ話で終わらない所はさすがホフマンです。ちょっぴり怖い怪奇的なエッセンスが散りばめられていて、彼の作品らしいなと感じます。そして、訳者の大島かおりさんを見舞った不慮の出来事についてご主人が書かれたあとがきに胸が詰まりました。2021/12/23

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