光文社古典新訳文庫<br> 赤い橋の殺人

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光文社古典新訳文庫
赤い橋の殺人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334752910
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

内容説明

19世紀中葉のパリ。急に金回りがよくなり、かつての貧しい生活から一転して、社交界の中心人物となったクレマン。無神論者としての信条を捨てたかのように、著名人との交友を楽しんでいた。だが、ある過去の殺人事件の真相が自宅のサロンで語られると、異様な動揺を示し始める。19世紀の知られざる奇才の代表作、ついに本邦初訳!

著者等紹介

バルバラ,シャルル[バルバラ,シャルル] [Barbara,Charles]
1817‐1866。フランスのオルレアンで、弦楽器製造業の家に生まれる。12歳でパリの名門校ルイ・ル・グラン中学校に転校、ここで学業を終える。1836年にパリ高等音楽院に入学。自然科学にも強い興味を持ち、理工科大学校に入る準備をしていたが、転じて文学の世界へ。20代半ばで放浪芸術家の仲間入りをし、詩人ボードレール、写真家ナダール、作家シャンフルリらと交流する。その後、短編小説を書き始め、ポーに傾倒。1848年の二月革命後には、オルレアンで新聞の創刊や文芸欄の編集に携わり、ポーの翻訳や、友人たちの作品を紹介した

亀谷乃里[カメヤノリ]
慶應義塾大学および大学院でフランス文学を学ぶ。ニース大学で博士号取得。慶應義塾大学講師を経て、女子栄養大学教授。現在、名誉教授。ボードレール研究のほか、その友人で、長らく文学史から忘れ去られていた作家バルバラの作品を「発掘」、再評価したことで知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

52
日本人の研究者(この本の訳者)が掘り起こしたフランスの作家のようです。亀山さんの推薦の「フランス版罪と罰」という謳い文句に惹かれて購入されている方が多いらしいのですが、主人公の考え方が近いだけのような気もします。それよりも同じ時期にフランスで書かれたということでの面白さというものがあります。あまりフランス人好みではないので埋もれていたのでしょう。作品としては自分にとってはかなり興味あるものでした。同じ作者のほかの作品も読みたくなりました。2015/02/15

藤月はな(灯れ松明の火)

49
仏蘭西版『罪と罰』というよりも『マクベス』という印象でした。無神論者でかつかつの生活をしていたクレマンはある日、大金を手に入れて成り上がる。社交界では自分の面子を重要視し、他人をバカにする一方で自分の犯罪を友人に懺悔するクレマン。しかし、犯罪に加担したがために良心の呵責に苛まれ、死の淵に至ったロザリの懺悔を聴かせまいとする姿はこの上なく、エゴイスティックだ。一生、自分の殺した男の血を受け継ぐ自分の息子と共に善行を積むが人々に嫌悪を抱かせ、孤立させるが最期は苦しみながら死に善人として葬られるのが虚しい。2014/07/24

HANA

45
帯の文句と粗筋で大体のストーリーはわかってしまう。とはいえ『罪と罰』と似ているのはストーリーだけで、登場人物の心性等は結構な部分で違っているため、先の流れは読めながらも面白く読めた。向こう読んだの遥か昔だから、ほとんど忘れてるけど。面白かったのは罪の意識を犯人一人だけのものとせず、それを分かち合う人物がいる事。また別の登場人物を登場させることによって、それが目に見える形になっている事か。神と罪と人との関係性についてはむしろ『カラマーゾフ~』が思い出さされる。理性と信仰の関係がなんともフランス革命期らしい。2014/12/13

えりか

37
「罪」を犯したら、きちんと「罰」を受けなければならない。良心の呵責による、苦しみもその「罰」の一つ。良心は教育の結果育てられるものではなくて、産まれた時からもう心の中に宿っているのだと思う。私の良心が罪を犯すことを止めているし、私の良心が罰を与えているのだろう。それは、私の中にありながら、全く別の存在のような気さえしてくる。何を犯しても恐れや苦しみを感じない悪人ぶったって、偽善者ぶったって、良心だけは、私を見透かしている。2016/03/18

巨峰

35
フランスの忘れられていた名作犯罪小説の初訳。19世紀後半のパリを舞台にまだ暴かれていない犯罪者の深層心理までに迫る。罪と罰と違うのはこちらが罪を犯した犯罪者の罪悪感がクローズアップされているからか。解説にも書いてあるがいろんな読み方ができる。僕は音楽小説としても読んだ。2014/08/07

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