光文社古典新訳文庫<br> 悪霊〈3〉

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光文社古典新訳文庫
悪霊〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 626p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334752422
  • NDC分類 983
  • Cコード C0197

出版社内容情報

街はいよいよ狂乱に向かって突っ走りはじめた。まずは県知事夫人ユーリアの肝いりによる「慈善パーティ」で、何かが起こる気配。その背後では着々と陰謀が進行し、「五人組」の活動も風雲急を告げる。ワルワーラ夫人とヴェルホヴェンスキー氏、スタヴローギンとリーザの「愛」の行方は? 生き残るのは誰か

内容説明

街はいよいよ狂乱に向かって突っ走りはじめた。まずは県知事夫人ユーリヤの肝いりによる「慈善パーティ」で、何かが起こる気配。その背後では着々と陰謀が進行し、「五人組」の活動も風雲急を告げる。ワルワーラ夫人とヴェルホヴェンスキー氏、スタヴローギンとリーザの「愛」の行方は?愛と悪、崩壊と再生のクライマックス。

著者等紹介

ドストエフスキー,フョードル・ミハイロヴィチ[ドストエフスキー,フョードルミハイロヴィチ][Достоевский,Ф.М.]
1821‐1881。ロシア帝政末期の作家。60年の生涯のうちに、巨大な作品群を残した。キリストを理想としながら、神か革命かの根元的な問いに引き裂かれ、ついに生命そのものへの信仰に至る。日本を含む世界の文学に、空前絶後の影響を与えた

亀山郁夫[カメヤマイクオ]
1949年生まれ。東京外国語大学長。ドストエフスキー関連の研究のほか、ソ連・スターリン体制下の政治と芸術の関係をめぐる多くの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

101
最終巻に来て、物語は急展開を見せ、クライマックスとして読ませます。今までの曖昧な展開は何だったのだろうと思わされます。狂乱に向かい、走り始めた街。慈善パーティーで起きそうな謎。陰謀が進行する中で誰が生き残るのか。対立する思想、精神的絶頂を求める慈しみ、登場人物たちの崩壊などの様々な顔と本能的な悪の同居。これらの全ての恐ろしさに引き込まれずにはいられませんでした。狂っていて破壊的だけれど面白かったです。2016/11/23

たかしくん

56
奇怪な行動な続く登場人物たちが軒並み死んでゆく、全くもって救われないストーリー展開。中身が薄っぺらな撹乱者ピョートルが悪霊の仕掛人であることは間違いないですが、最後までその正体がつかめず不敵な結末を迎えるニコライは、悪霊の真打ちというべきでしょう。数少ない癒し系のステバン氏のラストが、精々救われるところかもです。やはりドストエフスキー最高の問題作であり、しかも後のソ連のスパイ密告社会を予言するかののような、良い意味で後味の悪い作品でした。また、「告白」を当初の順番に加えたこの編集はナイスでした!2016/01/31

市太郎

51
悪霊がとりつき、崖から湖になだれこみ溺れ死ぬがごとく破滅していく人々。集団ヒステリー、疑心暗鬼の末の醜態、盲目、殺人、自殺、幼稚な思想、ペテン師の卑劣な行い。狂気そのもの。自分の運命も知らず、新しく生まれてくる他人の生命と愛する人の為に律動する姿は、エネルギーに溢れ美しい。そして「この子は僕の子だ」と叫ぶ。陰惨な事件の裏でドストエフスキーの「美は世界を救う」という想いが垣間見える。「人生の一分一分、一刻一刻が人間にとって至福の時でなくちゃならない・・・」「だれも責めてはならない、ぼく、自身だ」破滅と救済。2013/11/11

みっぴー

50
国を変えると意気込んだ若者達が、ことごとく玉砕して再起不能に。国の現体勢に逆らうのは、太陽を西から昇らせるくらい不可能に近いことだと悟りました。明治維新であったり、フランス革命、ロシア革命などのような本物の革命は、時代と国の意志と、おまけ程度の人間の力があって初めて成就したのかな、と思いました。読了したけど、未読の時より分からなくなりました。いずれまた読み返します。2016/11/27

翔亀

42
下巻。何と容易には汲み尽くせない豊饒な作品だろう。革命運動が集団リンチ殺人に転化し、次々と主要人物が観念に「持ちこたえられず」自殺していくという陰惨な物語なのだが、重層的なエピソードの積み重ねの中で愛と救いと希望もほの見え、読後感はそう悪いものではない。主役級が何人もいて、それぞれ存在感を主張しているのが凄く、そのそれぞれが欠陥を抱えているところに共感してしまう。大河小説とも違って、小さな町の群像劇の中に、これほど悪と愛と信仰と絶望と死と生を語られると、「圧倒された」以外の言葉も出ない。堪能しました。2014/09/04

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