内容説明
歌の練習に明け暮れ、声を嗄らし喉を潰すこと、三度。サブ・カルチャーが台頭した中世、聖俗一体の歌謡のエネルギーが、後白河法皇を熱狂させた。画期的新訳による中世流行歌100選!「わたしはバカな女です」「マリーのひとりごと」「わが子ゆえの嘆き」「も一度抱いて」etc。
目次
しだれ柳と下がり藤
ギャンブラーの好むもの
わたしにはやさしいあなた
いつでもいるわ
あなたの約束忘れない
わたしはバカな女です
女にゃ五つの罪がある
わたしとあなたの住む家は
いとしいひとは
あなたが帰ったわたしの部屋に〔ほか〕



