光文社古典新訳文庫<br> 夜間飛行

個数:
電子版価格 ¥550
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

光文社古典新訳文庫
夜間飛行

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2021年10月28日 02時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 186p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334752071
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

内容説明

南米大陸で、夜間郵便飛行という新事業に挑む男たちがいた。ある夜、パタゴニア便を激しい嵐が襲う。生死の狭間で懸命に飛び続けるパイロットと、地上で司令に当たる冷徹にして不屈の社長。命を賭して任務を遂行しようとする者の孤高の姿と美しい風景を詩情豊かに描く。

著者等紹介

サン=テグジュペリ,アントワーヌ・ド[サンテグジュペリ,アントワーヌド][Saint‐Exup´ery,Antoine de]
1900‐1944。フランスの作家、飛行家。兵役で航空隊に志願、除隊後は民間航空業界に入る。26歳で作家デビューし、自らの飛行体験に基づく『南方郵便機』『人間の土地』などを発表した。1931年発表の『夜間飛行』はフェミナ賞を受賞

二木麻里[フタキマリ]
上智大学外国語学部フランス語学科卒、東京大学大学院学際情報学府博士課程在。和光大学芸術学科非常勤講師。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaichiro

110
圧倒的な透明感に感服^_^大空を自由に飛ぶシーンやその時の感覚を描いた文章は珍しくない。作者自身がパイロットだからか、そもそも言葉の術が抜群なのか!訳者の技量も相まって、ホントに美しい世界に没入。美術館のメインフロアに鎮座する名画の前に立ち何とも言えないオーラに包まれたような脳の反応^_^小説は芸術のひとつなんだと改めて思えた。中学生の時に手にした星の王子様は、私の本棚に長く住み続け、偶に挨拶したくなる。透明感のある空間に飛ぶスイッチが欲しくて、王子様の横にこの本を置いてみた。背表紙を眺め、目を瞑る^_^2019/06/27

巨峰

87
ハードボイルドとはこういう小説をいうのさ。そして、この小説は「仕事」の小説。男の仕事と言ってしまうと男尊女卑っぽいので、大人の仕事・一生の仕事とでもいいかえましょうか。そして、主役は、飛行機。夜を行く飛行機。漆黒の中をわずかな灯り、計器だけを頼りに進む飛行機。そのイメージが凄い。豊富で詩的で映像的。そして、私たちがそのイメージを頭に思い浮かべるのは、宮崎アニメでそのようなシーンを多数目撃しているからかもしれない。でも、宮崎監督もきっとこの「夜間飛行」の影響を凄く受けてるんだと思うのです。2010/08/05

けいご

83
もし上司に「真っ暗闇の中をコンパスだけ持って飛行機で荷物運んでこいっ!」言われたら皆さんならどう思いますか?もう恐怖とかそういう問題を超えてるよね。当時の飛行士には夜空から見える安全な地表の灯火は空に恐怖が潜んでいるが故に暖かく目に映らざるおえなかったんだと思いました。命を落とす危険をわかっていながらも挑戦し続ける彼らを突き動かしているものは一体何なのか?「人間は表面的な幼い勝ち負けを超えた遥かな目標をもてる」という思いが凝縮されている一冊でした★2021/01/16

naoっぴ

76
素晴らしかった!夜に飛行することが命がけだった時代、暗闇のなか生存の証しは無線の声のみ。その声をオペレーターの指先の動きひとつで探す、ジワジワとした焦燥感。また飛行機が闇に滑り入るとき、眼下の家々の小さな灯りがパイロットに語りかけるもの。また嵐から逃れ美しく静謐な雲上世界に出たときの絶望と恍惚が混じったような、言葉にできないあの感覚。ひとつひとつの情景が美しい芸術をみるようだった。読後は巻末のアンドレ・ジッドの序文を読み、心ゆくまで作品の余韻を楽しんだ。忘れられない一冊になった。 2020/07/23

molysk

74
飛行機の黎明期、郵便物を運ぶ夜間飛行に命を懸ける男たち。空には、絶望的な嵐と懸命に格闘する若いパイロット。地には、部下たちの命を預かって事業を成し遂げんとする老いた経営者。嵐の中、雲間から覗く星の光に導かれ、雲上へと翔けあがる飛行機――詩情に満ちた美しい筆致に、思わず息をのむ。まだ地に足がつかないような読後の感覚を、解説が引き戻してくれた。サンテグジュペリのただならぬ構成の設計力。半日に満たぬ短い時間を、急激に加速する展開で、できごとの生起順と記述順を再構成していたとは。読後感の正体はこれだったのか。2020/06/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/613970

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。