光文社古典新訳文庫<br> 善悪の彼岸

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光文社古典新訳文庫
善悪の彼岸

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  • サイズ 文庫判/ページ数 529p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334751807
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0197

内容説明

考える自我から出発したデカルトに始まり、カント、シェリング、ヘーゲル、ショーペンハウアーにいたる西洋の近代哲学。本書はその遺産の上に立ちながらも、哲学そのものがキリスト教の伝統にいかに制約されているか、独断論に終始しているかを示し、新しい哲学の営みの道を拓く試みである。

目次

第1篇 哲学の先入観について
第2篇 自由な精神
第3篇 宗教的なもの
第4篇 箴言と間奏曲
第5篇 道徳の博物学のために
第6篇 われら学者たち
第7篇 わたしたちの徳
第8篇 民族と祖国
第9篇 高貴なものとは
高き峰々より―結びの歌

著者等紹介

ニーチェ,フリードリヒ[ニーチェ,フリードリヒ][Nietzsche,Friedrich]
1844‐1900。ドイツの哲学者。プロイセンで、プロテスタントの牧師の家に生まれる。ボン大学神学部に入学するが、古典文献学研究に転向。25歳の若さでバーゼル大学から招聘され、翌年正教授に。ヴァーグナーに心酔し処女作『悲劇の誕生』を刊行したが、その後決裂。西洋哲学の伝統とキリスト教道徳、近代文明を激烈に批判、近代哲学の克服から現代哲学への扉を開いた。晩年は精神錯乱に陥り1900年、55歳で死去

中山元[ナカヤマゲン]
1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takaichiro

101
名著『ツァラトゥストラはかく語りき』後に書かれた、より深く思索したニーチェの爪痕。 バリバリのアフォリズム。格言好きの日本人にはそのリズムが馴染むのかもしれないが、前後の文脈がないものが多く殆ど脳に刻み込まれずに読了。この類は理解を諦め絵を眺める様に目を流す。ところどころピカピカ光る言葉がこちらに向かってくる。その感覚で小難しいおじさんと何となく会話できた気持ちに。頭の悪さを露呈するが、それでもいいのかなぁと。一方、宗教と哲学に親しみ、アウトプットすることに憧れる私は年末年始に出口治昭氏の大著に挑む覚悟。2019/12/25

おにぎり

27
現代ドイツ人は宗教とは無関係に生きているので宗教が何の役に立つものなのか理解しようとせず、世界の宗教とは事業とか娯楽に時間をとられているという感覚は興味深い。こうした人々には教会に行って楽しい気分を台無しにするなんてとんでもないと言う。非常に同感。意志の不自由、いかなる罪も背負うまいとして自らの責任を別のものに転嫁することを望む。そんな人々の宿命は人類苦悩の宗教に驚くほど美しく身を飾る。それをよき趣味と認識することはなんとも意味深い。2022/02/13

eirianda

15
ところどころ、その時代性もあるのか、納得できない部分もあるが(特に女性への嫌悪感)、今読んでも現代を戒めているような言葉が多々あり面白く読んだ。今の時代を見たらニーチェはなんと言うだろう。人間、成長がないと思うんじゃないだろうか。いや〜、本で読む分にはいいけど、身近にいてほしくない偏固さだな。ほとんどのヨーロッパ人がカトリックなりプロテスタントなり、キリスト教を信仰していた時代に、その思考の方向性を変えるにはこれくらいの毒を吐かないとダメだったのだろう……(想像)2016/07/25

白義

15
危険なまでに鮮烈な断章集。女に擬せられたアイロニカルな真理を自ら誘惑するように、世界像と諸価値そのものを転覆させうるリズミカルなアフォリズムが並んでいく。テクストの悦楽度ではニーチェの著作の中でもトップクラス。過剰なまでの傲慢さ野蛮さの裏にある鋭敏な感性、病にギリギリ近付く高貴な健全さは、ボクのような単純鈍感エゴイストからおネクラな文学青年まで読む者みんなの精神を高揚させてくれるだろう。とことん読みやすい翻訳もニーチェへの扉を広げてくれる2012/01/24

かんやん

14
罵倒と感嘆符の多様。どぎつい言葉が並ぶ。主人と奴隷、精神の位階、貴族、家畜、ありあまるほど存在する、あの出来の良くない人々…。批判の対象(怒りの矛先だな)は既製の哲学、キリスト教、道徳、民主主義、平等思想。そもそも普遍的な真理というものを仮定して、思弁によって論理的にそこに到達しようなどとは思っていない。「私の判断は私の判断だ。他人には、これをたやすく自分のものにする権利はない」「偉大なことは偉大な者のためにあり、深淵は深き者のためにある」尋常じゃないテンションに鼓舞される者もいよう。落ち着いて考えたい。2017/07/28

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