光文社古典新訳文庫<br> 白い牙

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光文社古典新訳文庫
白い牙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 504p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334751784
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

犬の血を4分の1引いて、北米の原野に生まれた狼「ホワイト・ファング(白い牙)」。親や兄弟が次々と死んでいく“自然”のなかで、強く、狡く生きていく。だが、あるとき人間に飼われることになり、人間の残虐さや愛情に触れることで、心のなかにさまざまな葛藤が生まれるのだった。

著者等紹介

ロンドン,ジャック[ロンドン,ジャック][London,Jack]
1876‐1916。アメリカの小説家。サンフランシスコで貧しい家庭に育ち、15歳の頃から牡蛎密漁、アザラシ猟船乗組員、発電所の石炭運搬など様々な職につき、各地を放浪する。1897年、クロンダイクのゴールドラッシュに参加するが壊血病にかかり帰郷。1903年、北方での見聞をもとに書いた『野性の呼び声』で大ヒットし、人気作家となる。以後、『どん底の人々』『海の狼』『白い牙』などを精力的に発表する。40歳で死去

深町真理子[フカマチマリコ]
1931年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takaichiro

98
厳冬の荒野を北から南に下る狼、ホワイトファング。野生に育つが、その中に流れる犬の血が人間との距離を縮める。 狼ながら、飢えや寒さから守ってくれる人間を神として崇め、自分に何ができるかを悩み、様々な境遇に身をおく。真に人間からの愛求めるホワイトファングの喪失感に近い絶望の深さと、厳しい寒さを、硬質な文章が綴る。人間同士でも”出自”の違いによって、自分が所属したいと思うコミュニティに完全に受け入れられず、ただそこに居させてもらえるだけで幸せだからと、全人生を捧げる価値観もある。古くからある、難しいテーマだ。 2019/09/22

どんぐり

89
犬の血が4分の1混じった狼「ホワイト・ファング(白い牙)」が野生から飼い犬へと馴化していく物語。北の荒野に生まれ、仔狼時代には雷鳥や、イタチ、オオヤマネコと闘い、同族の若犬と争い、サヴァイヴしていく。やがて自らの意志で人間に身をゆだね、飼い主からは食べ物、暖かい火、保護をもらう代わりに、ご主人様のために働き、財産を護り、身体を警護し、服従する。はじめはインディアンの賢い橇犬から、次に白人の闘狼へ、そして裕福な家の飼い犬へと人間界を渡り歩き、成長(?)していく。→2022/10/07

えりか

55
「野生の呼び声」が飼い犬から野生の狼へと変化する物語であったのに対し、こちらは野生の狼が飼い犬へと適応していく物語。「野生の呼び声」は、次第に力強くかっこ良く孤高の存在になったバック、こちらは次第に「愛」と「忠誠」を学び、心安らぐ生活を得たホワイトファング。個人的には物語性や高揚感、かっこよさから前者の方が好きだが、こちらは自然の脅威だけでなく、人間社会「文明」の残酷さや、規律のやっかいさが面白く描かれていると思う。野生からの文明化、それは私達人間こそが学んでいかなければならないこと。2016/09/04

ちろたろう

32
久々の翻訳本、意外と犬好きには面白かった。2017/10/05

そふぃあ

29
『野性の呼び声』で飼い犬であったところを極地に適応し、野生に帰り狼を率いるまでになった犬バックとは逆に、本作の主人公ホワイト・ファング(以下長いのでW.F)は1/4狼の血を引き野生で生まれながら、人と共に生きることを選んだ。しかし彼は棍棒で殴られ、狼の血を引く故に他の犬から忌み嫌われる日々を送る。その環境で狡猾に、強靭に成長するW.F。彼が人間に裏切られ続けるのがいたたまれず、闘犬のくだりは気が気でなく半ば走り読みしてしまった。どうか幸せになって欲しい、、と願いながら読んでいたので結末は本当に良かった。2023/11/17

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