内容説明
砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」。その前に突然現れた不思議な少年。ヒツジの絵を描いてとせがまれたぼくは、ちいさな星からやってきた王子と友人になる。王子の言葉は、ずっと忘れていた、たくさんのことを思い出させてくれた。「目ではなにも見えないんだ。心でさがさなくちゃ」。
著者等紹介
サン=テグジュペリ,アントワーヌ・ド[サンテグジュペリ,アントワーヌド][Saint‐Exup´ery,Antoine de]
1900‐1944。フランスの作家・飛行家。兵役で航空隊に志願、除隊後は民間航空業界に入る。26歳で作家デビュー。自らの飛行体験に基づく作品を発表した
野崎歓[ノザキカン]
1959年生まれ。東京大学助教授。フランス文学研究のほか、映画評論、文芸評論、エッセイなどを幅広く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。