光文社文庫<br> スナーク狩り

個数:
  • ポイントキャンペーン

光文社文庫
スナーク狩り

  • 宮部 みゆき【著】
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 光文社(2011/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月05日 18時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 405p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334749705
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

その夜―。関沼慶子は散弾銃を抱え、かつて恋人だった男の披露宴会場に向かっていた。すべてを終わらせるために。一方、釣具店勤務の織口邦男は、客の慶子が銃を持っていることを知り、ある計画を思いついていた。今晩じゅうに銃を奪い、「人に言えぬ目的」を果たすために。いくつもの運命が一夜の高速道路を疾走する。人間の本性を抉るノンストップ・サスペンス。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京都生まれ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。’93年『火車』で山本周五郎賞。’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞。’99年『理由』で直木賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、’02年司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞。’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞。’08年英語版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆか

113
随分昔に買った本で、今回何度目の再読なのか分からない位読んだ。何回読んでも、読後感は悲しく、やるせない気分になります。登場人物と同じく、殺人を犯した男女に憤りを覚え、自分自信も復讐を応援してしまいました。この本で言うと、怪物になった…というべきなんでしょうか。意味のない殺人を犯され、いなくなった家族を思い、職場でただトボトボと歩いているお父さんを想像すると悲しい…。ただ、命を呈して守ろうとしてくれている、自分を心底慕ってくれている人がいる事で救われて欲しかった…。2016/06/19

ゆみねこ

101
面白かった!自分を裏切った男の披露宴に、盛装をして散弾銃を抱えて乗り込んでゆく関沼慶子。ある計画のために、彼女の銃を奪い関越道をひた走る男・織口。一夜の出来ごとがスリリングに描かれていて、一気に読破しました。92年の作品なので、まだ上信越道も未開通、携帯電話もないのだけど、スピーディーな展開は圧巻。2016/02/22

yoshida

101
物語に引き込まれ一気に読ませる。宮部みゆきの「復讐」をテーマにした作品。自分を利用して捨てた男への復讐。別れた妻と娘を無惨に殺害した犯人への復讐。そこにあったショットガンが、被害者を復讐に燃える怪物へ変える。伏線が見事に回収される。宮部みゆき作品は出てくる人物の感情が生々しい。関沼慶子を捨てた男、織口邦男の妻子を殺害した男女。ここまで自己中心的な人物は正に「怪物」なのだ。加害者家族と被害者家族を描いたドラマ「それでも、生きていく」を思い出した。ドラマでは加害者家族が苦しみにのたうつ。本書と対照的。2014/12/20

レアル

90
かつての恋人の結婚式に銃を持って乗りこむところから始まる物語。何が起こる?とワクワクしながら読んだ。登場人物一人ひとりの役作りとしてのキャラクターも良いし、構成もさすが。私刑についてのサスペンス。物語にスピード感があって一気に読了。やはり宮部氏面白い。2015/11/05

Yuna Ioki☆

73
774-383-40 私刑がどうの、復讐がどうのというよりはスピード感だけで一気読み(笑)DQNはどこまでいってもDQN。。。。まともな人間が正当防衛とはいえ人を殺してしまったなら一生苦しむであろうがDQNは平気なんだな。。。2014/11/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3981449
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。