光文社文庫
あなたのいない夜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334749385
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

アイドル歌手の追っかけをする30代主婦、男性ヘアメイクの指先に感じるOL、恋人を刺して山奥の温泉へ逃れた女、半島の家でひっそり暮らす姉妹、金持ちとのセレブ婚にこぎ着けたアラフォー妻…。現代女性の姿を鋭く描く女性作家7人が、ごく普通の女性の日常にひそむ狂おしい性の渇望と、心の隙間からこぼれ落ちる孤独を濃密に描く、傑作官能アンソロジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

15
なんで、この本を借りちゃったのかなあ。官能的な話が書かれているが、ただエッチな感じでストーリーがない。窪さんのだけが、読み物として楽しめた。2013/07/03

8
官能…小説…なの?!まぁ、官能といえば官能か、な。完全なる宮木あや子目当て。あと窪美澄と。でもあんまりぐっとはこなかった。一番可笑しかったのは長谷川純子。小池昌代に関しては大笑いしてしまった。2011/05/13

しろ

7
☆6 7人の女性作家による官能っぽい短編集。お目当ての宮木あや子は既読作だったけど、それ以外の作品も良かった。しっとりと五感にうったえかけるエロスのある「夜錦」。河童によるおおらかで笑える官能の「万幸」。真面目な女性編集、傲慢なベストセラーコラムニスト、元AV女優の放送作家の卵といった人間関係の楽しい「くらげ大臣」。恋について最もじっくりと考えさせられる「恋の老化現象」。基本的に大きなはずれのない一冊だった。2013/02/28

Y

6
窪美澄さん、宮木あや子さん目当てで読んだ。直接的な性描写をためらいもなく描いており、けどエロいというより官能的という言葉がふさわしい、そんな短編集だった。知らない作家さんばかりだったけど、どれも面白かった。2012/08/11

ウララ

5
一番萌えたのは「夜錦」。女性目線で、してほしいことが描かれていた。宮城あや子さんのは既読済み。最後の「恋の老化現象」は、ちょっとついていけない感じがした。2016/10/31

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