光文社文庫<br> キッチンぶたぶた

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光文社文庫
キッチンぶたぶた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334748838
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

高校三年生の由良は、幼い頃から心臓が悪く、入退院を繰り返している。いつになったら普通の暮らしができるんだろう…。ある日、「体に悪いもの」を食べに病室を抜け出した由良。そこで出会ったのは、小さな体でフライパンを振る不思議な生き物(?)の姿だった(「初めてのお一人様」)。心優しき料理人・ぶたぶたが、周囲の人々に温かな波紋を拡げてゆく四つの物語。文庫書下ろし。

著者等紹介

矢崎存美[ヤザキアリミ]
埼玉県出身。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’89年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

185
ぶたぶたその12。連作短編集。今回のぶたぶたさんは洋食屋さんなのでいろいろおいしそうな食べ物が出てきて食べたいものが多すぎます。初めてのバイトが一番面白かった。2015/02/07

AKIKO-WILL

151
今回は、洋食屋さんのぶたぶたさん!やっぱり料理を作っているぶたぶたさんが一番似合ってる。それにしてもぶたぶたさんがサウナに入るとは!見てみたい。そして、誘拐されるぶたぶたさん…確かに簡単に持ち運びできそう!ぶたぶたさんが作るナポリタンやプリン食べてみたいな。2016/07/14

小梅

147
今度はプリンやメンチカツが食べたくなりました(≧∇≦)私もキッチンやまざきの近所に引っ越したい。2015/12/12

りゅう☆

104
初めてお一人様で食べたナポリタンで元気になったり、「鼻が臭い」と感じたが食べ物を美味しいと思うことや本当の幸運に気付けたり、絶品プリンを求め辿り着いたぶたぶたさんのプリンに思わぬ落とし穴があったり、なんと!ぶたぶたさんが誘拐された?!バラが咲き乱れる外観なのに内装が寿司屋のような洋食屋の店主兼料理長のぶたぶたさん。ガンボスープって何?ぜひ飲んでみたい!連作短編でリンクしてるからこそ初めてのバイトに挑む若葉がぶたぶたさんを探す様子にほくそ笑んでしまう。ぶたぶたさんのハンバーグサンドとメンチカツが食べたいな。2016/05/30

美登利

104
うわ~。やっぱりぶたぶたさんは、お料理を作ってる姿が一番だよなと改めて思いました。キッチンやまざき、実際にも有りそうなお店の名前。出てくる料理は特別に変わったものはないけれど、読んでるとお腹がグーグー鳴りますよ。満腹の時でさえ鳴るかもしれない!お話はちょっぴり切ないのは定番ですが、好きなのは最後のお話。ぶたぶたさんの正体を知らないで、ドタバタに巻き込まれる若葉ちゃんが可愛すぎます。意地悪じゃなくて、秘密にして教えたくない気持ちに私もなってしまうかも。そして真実を知った時の反応を見てニヤニヤしたい(笑)。2016/04/02

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