光文社文庫<br> 抹殺

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光文社文庫
抹殺

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  • サイズ 文庫判/ページ数 388p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334747824
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

宮崎一晃は、難病に冒された車椅子の画家だ。ゆっくりと全身が麻痺していき、十年後には寝たきりになる運命…。しかし、彼にはプロの殺し屋という裏の顔があった。美貌のヘルパー兼愛人・垣本篤子の世話を受けながら、困難な依頼を確実にこなしてゆく。車椅子は時に武器の隠し場所となり、時に隠れ蓑にもなるのだ。ユーモラスでシニカルな連作ハードボイルド。

著者等紹介

東直己[アズマナオミ]
1956年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。’92年、ススキノを舞台にした『探偵はバーにいる』(早川書房)で作家デビュー。以降、このススキノ便利屋シリーズを発表し続け、気鋭のハードボイルド作家として注目を浴びる。2001年には『残光』(角川春樹事務所)で第54回日本推理作家協会賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hanchyan@そうそう そういう感じ

37
再読。とりあえずは、この連作短編集のレギュラー登場人物を紹介してみよう。社会福祉法人の代表にして生臭さ坊主の黒田龍犀、緩徐進行性の難病を患う車椅子の画家宮崎一晃、一晃の「ヘルパー及び愛人」垣本篤子。…と、まあ、これだけでピン!ときた方とはうまい酒が飲めそうだ(笑)。読んでて、クスっとしたりニヤリとしたり、思わず眉間にしわが寄ったり息をのんだり、鼻の奥がちょこっとだけツンとなったり「くは~」となったり(笑)、自分でもなんだかわからない怒りに襲われたり、留飲を下げたり。そんなエンタメ短編集。好き。2018/11/23

みすまりも

9
安楽椅子探偵…じゃなくて車椅子刺客人!短編集だから読みやすいし、ひとつひとつの事件の背景設定も上手いのに、残念ながら主人公のキャラにいまひとつ共感できない。というか馴染めないのがなんとも惜しい。もう少し主人公の心情表現があったら良かったのに…もし続編出るなら、そこらへんを期待したい。2013/08/19

zazo嶋

7
なんとも現実味のない殺し屋の活躍する不思議なハードボイルドタッチの短編連作。現実味がない分ファンタジックというか、お伽噺というか...。現代における「必殺仕事人」。小説版「ブラック・エンジェルズ」のような悪党どもに制裁を加える車椅子の画家「宮崎」。彼はゆっくりと全身が麻痺していき、十年後には寝たきりになるという難病を抱えた殺し屋。だがその超絶的な腕前と車椅子を武器に、時には非情に、時には人間味ある制裁を加えていく。決して悪い意味ではなく、男性向けのゴシップ週刊誌に劇画コミックとして連載されてそうな世界と程2010/08/09

MATHILDA&LEON

6
車椅子の殺し屋、という設定が奇抜。ただ、内容が濃すぎて、主人公の存在が薄く感じてしまうのが残念。話自体は面白く、短編集みたいになっているので、読みやすい。2013/10/04

tnyak

5
難病を抱え車いす生活を余儀なくされた殺し屋を主人公とする連作短編。設定やストーリーは現実離れしているけれど、東さんの筆力ですいすいと楽しく読み終えることができました。榊原健三シリーズとは異なる趣の作品で、シニカルなムードが漂うところが気に入りました。 2018/05/10

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