内容説明
久能山東照宮を後にして江戸に戻った目付鷹垣隼人正暁と義兄・五百旗平太郎。登城した暁は、将軍綱吉に神君の書付が無かったことを復命する。遺品は何処に?ふたたび綱吉から厳命を受けた暁を伊賀の忍が襲うが、平太郎の剣で危難を脱する。その後、二人は神君の廟所がある日光へ赴き、秘事に迫ろうとした。そこへ徳川の闇を護る妖しの僧兵たちが立ちはだかる。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業、歯科医師。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
69
目付鷹垣隼人正裏録「錯綜の系譜」2巻。知の目付鷹垣暁、剣の五百旗平太郎の活躍と面白く一気読でした。家康の嫡男信康が生き延びて天海大僧正説面白いですね。 2020/10/11
真理そら
35
このシリーズはこの巻で完結?2020/12/16
ぶんぶん
23
【図書館】家康の陰謀に掛かる秘密とは、待望の下巻。 遂に、日光東照宮に辿り着いた隼人正と平太郎。 しかし、そのまた奥の輪王寺・天海大僧正の墓に秘密は眠っていた。 まさか、あの人が、という展開に唖然とする。 上田秀人が構築する最大の妄想とは、考えられない思考に付いて行けない。 歴史は勝者の記録、頷ける事かなと思います。 この、長大な話が二巻と言うのは、もったいない。 もっと読んでいたかった。2024/08/03
シン
8
一気に読み終わりました。面白かったです。続編が出れば読みたいと思います。2013/05/27
ひかつば@呑ん読会堪能中
6
目付鷹垣、2巻一気に読了。 これは新鮮! 2012/04/30