内容説明
十日間で日本を一周する夢の特別列車「旅号」。その6号車の乗客ばかりが、相次いで不審な死を遂げた。乗り合わせた両親の依頼を受けて、日下刑事がツアーに参加したが、京都、札幌で第三、第四の殺人が!政界の大物につながる陰謀の影を、十津川警部の推理が追いつめる。交錯する旅情とサスペンス!累計一四五万部に迫る、トラベル・ミステリーの記念碑的傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
8
感想としてはまぁまぁかなという印象。勉強されてる事は、分かるんだけど、数冊読むとやっぱりパターンが読めてきてちょっと期待に欠ける。2016/03/30
MK
5
1982年にカッパ・ノベルスより刊行され、1986年に文庫化された作品。本書は、「西村京太郎ミリオンセラー・シリーズ」として2010年に新装版で刊行された。 10日間で日本を一周する夢の特別列車「旅号」のツアーに 警視庁捜査一課の日下刑事の両親が参加するが、その「旅号」の6号車で一人の乗客が死んでいるのが発見されることからはじまる。 実際にツアーに参加している気分で読むことができたが、 事件自体は、終わり方が何ともすっきりしない。 2020/07/18
クリンクリン
5
やはり国鉄時代の西村京太郎さんの作品はしっかり練り込まれていて良い!現在も多作に走らず昔のような大作を時間をかけて作り上げてほしいと切に願うばかり(;・∀・)2014/10/11
サジ
4
スマホどころか携帯すらない時代なんだなと都度都度思い出しつつ読了 2時間サスペンス感というか、これだよな求めていた旅情とサスペンスの融合は、という感じ 裏に隠れたものが、だんだん壮大になっていって驚いた 寝台列車にますます乗りたくなっちゃった2024/05/24
義輝仮面
4
【★★★☆☆】 日本一周と言うだけあって様々な場所で殺人が起きるけど、正直犯人(てか共犯)が序盤からバレバレすぎたのがなぁ・・・普通に読んでてもなんか怪しいんだもん。2018/01/31
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