内容説明
人間のいちばん弱いところが出るのが恋愛。そして、いちばん素敵なところが出るのも恋愛。誰かを好きになって、ときめいて、周りの景色も見えなくなって、みっともない行動に走ってしまう。相手のことが、自分よりも大切になったとき、偶然の出会いは、「運命の恋」になる。『やまとなでしこ』『ａｎｅｇｏ』『ハケンの品格』―恋に生きる人気脚本家の初エッセイ集。
目次
恋はしないより
年下の男
八十代のボーイフレンド
雪の夜という媚薬
美形の男
占いが好きなあなたへ
モテ女の運命の恋
盗んだ台本
大前春子の誕生秘話
眉毛とお金のフシギな関係〔ほか〕
著者等紹介
中園ミホ［ナカゾノミホ］
１９５９年東京生まれ。日大芸術学部を卒業後、広告代理店に勤務。その後、コピーライター、占い師などの職業を経て、’８８年に脚本家としてデビュー。代表作に『やまとなでしこ』『スタアの恋』『ａｎｅｇｏ』『ハケンの品格』など。小説やコミックを原作とした脚本も数多く手がける。女性の心を知り尽くした描写と、愚直なまでの直球セリフは、エッセイでも健在（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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28
これ前に読んだのが7月だったようで、時間が経つことの早さを実感。さて、わたしもかなりの方向音痴だが、一人でどこかに出かける時はもちろん地図で調べて出かける(携帯することも)。ビビリなので万全の準備をしないとだめなのである。でも誰かと出かける時は調べません(予習に留める)。それはやはり相手に導いてもらいたい気持ちの表れでしょう(笑)だからR子さんの気持ち分かる。知らない土地で迷うことほど心細くて不安なことはないもの・・・2010/11/28
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15
「彼らの美しさには「物語」がないからだ」というところをよんで納得した。会社に勤めているとわかるけど、苦労してなにかを自分に身につけてきたタイプと、特に苦労なく生きてきたお坊っちゃんタイプは話方も相手への対応の仕方、思いやり方がまったく違う。そしてどちらが魅力的かというとやはり前者なのだった。かもしだす雰囲気が違う。そしてお坊っちゃんタイプはどちらかというと無神経なところが多い。あまり考えてこなかったんだろうなと思ってしまう。2011/05/29
pulpo8
12
久々に読メに戻ってきてこの一冊。ハケンの品格など恋愛ドラマシナリオライターである著者のお話。半分くらいは面白かったけど･･････売っちゃうと思います。四柱推命についても結構書かれていて恋愛に占いは付き物なのだなあと思った。2015/02/14
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11
「今夜はたった一人の人にめぐり会えたような気がする」『やまとなでしこ』の神野桜子の有名な台詞である。『やまとなでしこ』は本当に好きなドラマでもう何度見たことか！映画と恋愛はラストシーンが肝心だと語っているとおり、わたしはあのドラマのラストシーンが好きだ。ふたりの幸せが伝わってくる。きっとふたりはけんかしながらもずっと一緒にいるんだろうなって。。。またドラマ見たくなった。2010/07/28
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8
「わたしには見えるんです。10年後も20年後もあなたのそばにはわたしがいる。」吉高さんのCMを見て、久々によみたくなって再読。2012/11/08
