内容説明
山梨県に乗馬を楽しみにきた元捜査一課長の長源寺大志とフーバー。乗馬を終えた長源寺が戻ると、そこにフーバーの姿はなかった…。数々の難事件を解決してきた“名探偵”フーバーが誘拐される表題作「フーバーの災難」。アニメでも有名になったあの名作に絡んでフーバーが活躍する「フランダースの犬」など渾身の書下ろし短編5編を収録。大好評シリーズ第6弾。
著者等紹介
笠原靖[カサハラヤスシ]
福井県小浜市出身。明治大学法学部卒業。福井放送アナウンサー、学習研究社を経て、イラストレーターとして独立。1990年『夏の終り』で、第7回織田作之助賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
131
この中には短編が5編収められています。表題作は賭け闘犬のはなしでフーバーが拉致されてしまいます。「フランダースの犬」はその題名どおりに泣かされる話です。やはり犬が登場するとほかの探偵小説や警察小説にはない何ものかがあるためにやめられません。2016/05/06
はつばあば
56
フランダースの犬で涙を流させたフーバーが誘拐された!?。そんなアホな・・と気になりつつも{4時入浴5時夕食となる我が家の主婦業に戻り・・}。そりゃ長源寺さん怒るゎ大事なフーバーを賭けの対象とするなんて。それにしてもこのシリーズ止められません。元の付く警察官だからこそいいのかも。狐と狸だって「敵対しなきゃ人生は楽しめる」っていうのがいい。豪華客船で1度くらい船旅をしたかったなぁ。?私の船旅は大昔だから3等客船の船底。若かったから洗面器抱えて4日辛抱したわ( ;∀;)。その前に最低限の行儀作法を身に付けなきゃ2016/05/08
あつ子🐈⬛
8
再読。勧善懲悪だ!素晴らしい。2025/01/07
まこまこ
1
★★★★⭐2019/09/08
陸
1
どうにも台詞の言い回しが大げさに感じて苦手なのですが、(「あんたが汚れない心をお持ちってことだよ」など)動物の出方が良くてつい買ってしまう。『フランダースの犬』は卑怯だ。どうにも泣かされるから。2009/09/13