内容説明
長距離列車に乗り込んだが、煙草も無く手持ちに五銭しかない愛煙家の男の話、列車に乗ったとたん、自分ばかりに視線を送られた男の話、バルコニーから、首を吊った黒い影がある船を目撃する話…。乗合バス、客船など、さまざまな乗り物を舞台にした戦前のミステリー傑作短編を収録したアンソロジー。趣向を凝らした探偵小説の世界を存分にお楽しみ下さい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きゃらぶ
6
時代ものは苦手だけど挑戦してみた。やっぱり意味がわからないものもあったけど、「彼の失敗」と「目撃者」が良かった。2016/05/29
くさはら
3
帯には「トラベル・ミステリーの原石を満喫する一冊。」とありましたが、これはトラベルミステリ?そもそもミステリなのか?と首を傾げる作品も随分ありました。しかし、名前すら知らなかった作家の作品が沢山読めて(好きな作家さんもそれなりに含まれていましたが)それなりに満足です。決して万人におススメ出来るアンソロジーとは思いませんけれど。2009/12/28
氷沼
1
戦前の探偵小説の中から乗り物が大きく関係する短編を集めたシリーズの上巻。浜尾四郎、甲賀、城、水谷、渡辺温、横溝など有名どころに交じってまったく聞いたこともない幻の(無名の)作家も数名入っている。 先に挙げたような有名どころの作品はやはり安定して面白いし、中でも横溝の首吊船は群を抜いて面白かったが、曾我明「颱風圏」は『これは掘り出し物だ』と思えるくらい面白かった。2015/09/26
クランチ
1
ミステリを楽しむというより、その時代を楽しむためのアンソロジー。その時代が持つ乗り物への様々な思いが透けて見えて面白い。2012/06/13
映画屋
0
ほぼ読みました。一年かかったよ。2015/08/17
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