内容説明
慶長三年八月、太閤逝く―。秀吉の遺法を犯して、その勢力を伸ばさんとする家康の権謀。対峙する石田三成は、上杉景勝と結んで、東西挟撃の策を練る。迫り来る動乱の機運に、自らと一族の明日を賭ける群雄たち。日本史上最大の合戦をめぐる男たちの生きざまを、厖大な史料を駆使して、雄渾かつ精緻な筆致で描き上げた史上最強の歴史巨編、待望の登場。
著者等紹介
岳宏一郎[タケコウイチロウ]
1938年、宮城県生まれ。早稲田大学文学部卒。テレビ・ドラマや舞台の脚本家、雑誌のライターとして活躍後、歴史文壇瞠目の傑作と評された『群雲、関ヶ原へ』で、1994年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
財布にジャック
33
間違えて、新潮文庫版の方に感想を書いてしまいました。実際読んだのはこちらでした。2011/09/02
金吾
29
◎私の中では、関ケ原に関する本では司馬遼太郎さんの『関ケ原』とツートップをはる作品です。登場人物がみな人間的で等身大に感じます。面白い本です。2022/11/25
BIN
16
どちらかというと西軍贔屓な関が原ものかなという印象です。上巻は三成が決起するところまで。上杉景勝をこれでもかというくらいに持ち上げてる(家康がびびってるくらいに)ので、下巻に期待したい。バラバラに人物が登場してくるのである程度人物を知ってる人じゃないと厳しいけど、知ってる人にはベストな面白さ。ただ義の男として個人的に大好きな大谷吉継さんがかなり現実主義的な面が顕で、三成との友情面が薄いのが気にはなった。短いけど家康と鳥居元忠の伏見城の別れは泣けた。2018/06/17
来訪者
8
岳氏初読みです。歴史小説を本格的に読むのは数年ぶりかも。読みやすいし面白い。関ヶ原物は合戦よりその少し前の諸大名囲い込みくらいからが好きなので本当に楽しんでます。ボリュームが気になりません。図書館で群雲がむらくもと読めず検索に手こずり非常に時間がかかった私だけが残念でした。。2011/09/10
miyahara7
4
出版直後から何度も何度も読み返している。もう何十年もの付き合い。単行本は親にあげたか捨てられたかでなくなったので文庫本を買い直す。関ヶ原ものでは今でも一番好き。タイトルにふさわしく,群雄が群雲のように集ってきて一大合戦を戦う。気づけば文体にも多くの影響を受けている。2026/03/15




