内容説明
冬の北信濃へ取材に出かけたトラベルライター・瓜生慎と息子の竜。竜のガールフレンド・うずらも一緒だ。糸魚川で北陸本線に乗るころ、天候が崩れる。激しい雪に臨時停車を繰り返す車内で、男が死体となって見つかった!列車はトンネル内の筒石駅で立ち往生。そして新たな殺人が。犯人の狙いは何か!?雪の密室と化したトンネルで起きる惨劇―鉄道推理傑作。
著者等紹介
辻真先[ツジマサキ]
1932年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒。『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』など日本アニメ界を支えてきた脚本家。『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞を受賞。本格推理、ジュブナイル、鉄道ミステリーなど執筆は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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