光文社文庫
落日の哀惜剣―同行屋稼業〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334741747
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

若年寄・田沼意知が、江戸城中で起きた刃傷沙汰が因で横死した。要職にある田沼親子追い落としを謀る一橋卿の仕業か?同行屋稼業の桜見歓十郎は、懇意な間柄の意知の死に気が塞ぐ日々を送る。そんな時、知り合った若者から、突然、日光までの同行を依頼された。だが、その若者こそ、一橋卿の密命で動く闇の大元締・白金の金兵衛が放つ新たな刺客であった。

著者等紹介

中里融司[ナカザトユウジ]
1957年、東京都出身。武蔵大学経済学部卒。8年間の銀行勤めの後、体を壊したのを機に小説家に転身。第1回学研歴史群像大賞優秀賞、第1回メディアワークス電撃ゲーム小説大賞銀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蕭白

7
シリーズ最終巻は3人にそれぞれスポットがあてられたため、ちょっと中途半端な感じでした。いいキャラたちだけに残念。2015/11/06

poefan

0
同行屋稼業シリーズは残り1冊。まことに惜しい。残念。主人公たち三人三様の生き方と悪名高い田沼意次のあり方が交錯して余韻の残るあじわい深い中編集。コミック風の表紙で敬遠していたことを反省。肝心要の決闘場面はもちろん文句なくよし。それにしても感じるのはこの作者の力量の大きさと奥深さ。2009/03/28

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