光文社文庫<br> 晩夏の蝉

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光文社文庫
晩夏の蝉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334741051
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

少年犯罪に携わる若き女性弁護士・真希は、母と幼い娘を暴行し殺害した16歳の少年を担当することになった。少年との、どうしようもない心の溝に、深い悩みを抱く真希。そんな折り、夫の前妻との子と同居するようになるうち、夫との関係にも影が差すようになる。脆く揺れる彼女の心の行く先は―。気鋭の著者が世に問う、家族、愛、少年の心の闇。

著者等紹介

前川麻子[マエカワアサコ]
1967年、東京・渋谷生まれ。舞台・映画女優を経て、2000年、『鞄屋の娘』で第6回小説新潮長篇新人賞を受賞し作家デビュー。現在はプロデュース・ユニット「アンファン・テリブル」を主宰し、小劇場を中心に女優・脚本家としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

54
少年犯罪を主に扱う弁護士の真希の元に、20歳以上年上の夫と前妻の息子達也が同居することに。担当するおぞましい事件を起こした少年のこと、同級生の息子のこと、3人の少年に翻弄されるかのような真希と、夫の間のすれ違う感情。盛りだくさんで特に夫の仕事がらみの部分はナナメ読みになってしまった。映像化されたらしいですが、確かにテレビドラマのような展開かもしれません。前川さん、初読み。2015/05/05

チアモン

16
母と幼い娘を殺害した16歳の少年の弁護を担当することになった若き女性弁護士の話。なんか違和感だらけの内容だった。う~ん。2015/02/17

yamakujira

2
なんだかどんよりとした雰囲気だったなぁ。自分自身に鈍感な真希が痛々しい。少年犯罪って、優先するべきは更生か処罰か悩みどころだ。でも、本当に反省すれば甘んじて処罰を受け入れると思う。少年事件に限らないけれど、心神耗弱や心神喪失を理由に野放しにするのだけは納得できないな。で、この物語の主題は、いわゆる「年の差婚」はうまくいかないって警鐘だったのか。 (★★★☆☆)2014/04/17

ふみ

0
色々てんこ盛り過ぎて全体的にストーリーが纏まり無い感じでした。2015/03/21

madoka_yen

0
いまふたつ!!2012/10/12

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