内容説明
「男はタフでなければ生きていけない。やさしくなければ…」探偵の一人称視点。登場人物の客観描写により内面を読者に伝える独特の手法。ミステリーの世界を斬新に広げたハードボイルド。日本のその水脈は、戦後、大薮春彦ら本格的作品の登場にはじまる。綺羅星の如き異才たちの傑作で編む豪華アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まみ〜
1
11作品を収録2016/09/02
牛歩
0
最後の作品は「クドーちゃん」登場。2012/03/26
ぼの
0
国内の代表的なハードボイルド作家のアンソロジー。海外のハードボイルドは読んだことあるけど、国内の作品はあまり読んだことがない、という僕のような状况の人にとっては良い入門書になっている。どれも良かったが、特に気に入ったのは結城昌治・仁木悦子・大藪春彦の3人。2010/08/10
とっても
0
期待はずれ 北方謙三までで読むのをやめてしまった2021/09/10
近江
0
タイトル通りのタフガイたちの切った張った満載短編集。ほろ苦い終わり方が多いのはさすがハードボイルド短編集。外連味のある暴力が味わいたい時にはよい一冊。個人的に好きなのは『美しの五月』。まだ救いがあるような感があるのは作者が女性だからこその柔らかさか。2021/07/18