内容説明
新聞記者の勝田は、未明に突然呼び出された。彼の大学の同級生が失踪中で、力を貸してほしいという。一方、神戸を取材中の作家の助手兼フリーライター・一馬は、殺人事件に出くわした。異人館で勝田と出会った一馬は、新たな死体を発見する。情報を交換した二人は、背後に潜む巨大な陰謀を知るが…。四社一斉文庫書下ろしデビューを飾った俊英の推理力作。
著者等紹介
高梨耕一郎[タカナシコウイチロウ]
東京生まれ。日本大学商学部卒業。技術系の企業を運営しつつ執筆活動に入る。2005年秋に、神尾一馬を主人公とする「新・旅情ミステリー」シリーズを、4社からすべて文庫書下ろしで刊行した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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