光文社文庫
高台院おね

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334740252
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

夫・秀吉の死後、髪を下ろして高台院と号したおね。当初、五大老の筆頭・家康は、人心収攬のためおねに取り入る。だが、大坂冬・夏の陣を経て家康が野望を達成するや、彼女の運命は一変した。徳川政権の安定と存続を願う家康は、秀吉を祀った豊国神社破壊を命じるなど豊家に難題をつきつける。ひたすら夫の墓守をして静かに余生を送ろうとしたおねだったが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

14
図書館本:再読、図書館で借りた事は覚えていたが、タイトルを見て、再読したくなり、借りてきた。面白かった。2021/04/10

Book Lover Mr.Garakuta

12
おねの秀吉没後の人生を描き切った。あまり知られていない余生の話だ。家康に取り入れられたり、豊臣家の没落を感じ、その後半生はさみしい思いをなされただのろうと思う。2019/06/26

ともとも

6
時代に翻弄されながらも その悲しさに打ちひしがれながらも 自分や人に対する愛を決して失わずに 一生懸命に生きたという愛と強さを感じられる 作品で、すごく新鮮味を感じながらも 高台院おねという女性が素晴らしい方に 思えてしまうほど、とても良かった作品でした。 2012/07/05

m

5
先月高台寺に行ったので気になって読んでみた。秀吉の正室おねのその後の物語。秀吉亡き後は一族の衰退を間近で感じ、さぞ哀しみに暮れたことだろう。家康もずるいなぁ。なかなか内容が頭に入って来ず文字が上滑りしている感じ。読むのに時間がかかった。2015/09/12

橘きこ

2
豪華絢爛な大阪城に住み、天下人の妻として秀吉に寄り添ってきた彼女の晩年としては、さびしいものであったんじゃないだろうか。2012/04/04

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