光文社文庫
遣手―吉原裏同心〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334739478
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新角楼で遣り手のおしまが何者かに殺され、金子が紛失した。吉原会所の用心棒・神守幹次郎は、おしまの息子と振袖新造を下手人と突きとめ、始末をつけた。その後、幹次郎は、おしまの生まれ在所に遺髪を届けたいという会所の頭取と妓楼主に同道。信濃国へ向かう峠路で襲いかかる武芸者たちに、幹次郎の裂帛の気合いが木霊し、眼志流の秘剣「横霞み」が冴える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

115
吉原でのひとつの職業が題名となっています。このシリーズをすべて読むことで吉原のことがわかっていくような感じです。話は吉原を離れてその遣りてが殺されて、ということでの外の世界での主人公の活躍になります。時たま場面を変えて趣向を凝らしていくのでしょう。2017/10/08

kinupon

84
最初から最後まで、どのように話が繋がっていくのかが楽しみです。今回も主人公が旅に出てそこでいろいろな事件に出くわします。ワクワクしながら読んでます。2017/05/10

よむヨム@book

36
★★★☆☆ 星3つ 今回は、吉原内だけでなく、神守幹次郎が四郎兵衛などを伴い旅に出る話があったりで、面白く読ませてもらった。 最後に、浪人者の犬塚慎八には、ちょっとウルっときてしまった。2022/07/25

冴子

29
シリーズで初めて江戸を離れて旅に出た幹次郎と四郎兵衛一行。行く先々で事件に出くわすが、相変わらず幹次郎の剣は冴えている。 遣り手として働いてためたお金が身内の心を狂わせる。悲しい話だ。2016/02/08

Western

19
駆け落ち夫婦の吉原生活も2年目の春を迎えて落ち着きを増してきた。 遣手のおしまさんが殺されて貯めていたお金が紛失。 犯人は実子とは・・・。 手元に戻ったお金をおしまさんの故郷へ届けにいく旅。 信州「姥捨」こないだ行ったばかりでその風景が目に浮かんで楽しかった。 とろろどころで悪やつが襲ってくるが、幹次郎の剣が冴えわたる。 出先で問題を解決して吉原に帰ってくる。 安心して謎解きや剣劇を愉しめる1時間ドラマの連続体のようで至福の時間でした。 2021/02/01

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