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光文社文庫
封印された鍵―名犬フーバーの事件簿〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334739249
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

八十六歳と老齢の秋山美津は愛犬の往く末を案じて、また自身の葬式のために預金を蓄えていた。信頼する女にそれらを託すが、着服されてしまう。女の毒牙はさらに伸びて…(表題作)。ほかに、母親の一存で保健所に渡された大型犬バリーと子供たちとの奇蹟的な再会を感動的に描いた「雪の足跡」など、全五編。長源寺とフーバー。名コンビの大活躍が再びはじまる。

著者等紹介

笠原靖[カサハラヤスシ]
福井県小浜市出身。明治大学法学部卒業。福井放送アナウンサー、学習研究社を経て、イラストレーターとして独立。1990年『夏の終り』で、第7回織田作之助賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

108
この本も前巻に引き続いての短編集で5編収められています。本当に日本でもこのように訓練されて頭の良い犬がいるといいのですが、飼い主の言うことを聞かない甘やかされた犬が多くなってきています。年を取ってくるとこれくらい大きい犬だと持て余すかもしれません。ですので訓練が必要なのでしょう。話はどれも短いのですが楽しめます。2016/04/22

はつばあば

45
犬が大好き!というわけでもありませんが、このシリーズ物はなぜか呼んでくれるのです。短編が5つ、程よく心を掴んでくれて、作者の犬への愛情がなんともいえない。2016/05/07

たち

12
「雪の足跡」は犬好きにとっては、大変辛い話でした。私も犬を17年間飼っていました。フーバーやバリーのような賢い犬ではありませんでしたが、やはり家族の一員で、死なれたときには実の母が死んだときよりも泣きました。殺処分される犬や猫がいなくなる事を願ってやみません。2016/06/05

まこまこ

2
★★★★⭐2019/09/07

かの

2
前の巻に引き続き、クーバーズのフーバーと、元警視庁第一課の長源寺が先々で事件を解決。登場人物が基本テンプレなので、かつての火曜サスペンスみたいなノリで読むものかも。フーバー以外の犬も出てくるんですけど、基本大きかったり老犬だったりでちょっと読んでてつまらなくなってきた…。もっと、中型犬や愛玩犬のような犬や若い犬も出てくるといいのに、と思います。途中、フーバーも含めて数える時、「さんにん」の表記だった時はちょっと微笑ましくなりました。2011/08/22

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