内容説明
「銃はただのメカではなく、主人公の生き方にかかわるものであり、時と場合によっては“生き物”ですらある」。大薮作品の圧倒的にリアルな銃撃描写の背後には、その豊富な銃体験があった!アラスカの荒野で、アフリカのサバンナで、アメリカの海兵隊基地で―日本で最も銃を知り、銃を愛した作家が、世界を股にかけ撃ちまくった全記録!待望の単行本未収録エッセイ集。
目次
第1章 ハードボイルドの原風景(アラスカ;ニュージーランド;オーストラリア)
第2章 銃はわが分身(小説に登場させたヒーローと拳銃たち/ビッグゲーム・ハンティングと銃;銃は作中主人公の分身だ/トカレフとバラライカではじまった;なぜ主人公は軍用銃を愛用するか/実猟で苦い目に遭う/銃とはなかなか当たらないもの ほか)
第3章 素晴らしきアメリカ射撃旅行(S&W559―反動は、シャープなキック;S&W・M29―豪快な反動に酔う;M1ガーランド―わが射撃競技の戦友 ほか)