著者等紹介
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1981年、はじめてのショートショートコンテスト(都筑道夫選)で商業誌デビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナチュラ
9
【井上雅彦監修 異形コレクションシリーズ】 遊園地をテーマにした22人によるアンソロジー。 主にホラーだが、ファンタジー的なものもある。 昼は賑やかで楽しいが、人のいなくなった夜の遊園地は魔界の入り口のようにも思える。 個人的には片理誠「妖精の環」が怖かった。 他に 奥田哲也、加門七海、朱川湊人、皆川博子 などの作品も収録。 2015/07/16
訪問者
4
書棚に横たわっている未読の異形コレクションシリーズから1冊を手に取る。テーマのせいなのか、これまでのシリーズ中で1番読みやすい印象。黒岩研「見果てぬ夢」、薄井ゆうじ「桜子さんがコロンダ」、立原透耶「迷楼鏡」、短いながらも思いがけない展開で驚かされる佐藤嗣麻子「ローズガーデン」、朝松健「東山殿御庭」がベスト5。2023/10/30
しずかな午後
4
飛鳥部勝則「番人」のみ読了。古いメリーゴーランドにとり憑いた騎士の幽霊。途中まであまり期待してなかったのだが、明かされる真実にはあっと声を挙げそうになる。このB級っぽさが良い。良作。2023/03/17
ひょろ
2
ショートショートが好きなので、江坂遊氏の「遊のビックリハウス」、菊池秀行氏の「菊池秀行のニッケル・オデオン」は嬉しい。2019/11/06
ささ
1
■読んでいると、最近はめっきり少なくなってしまった純粋な遊園地のことを思い出す。『香港の観覧車』(今はなき、宝塚ファミリーランドが懐かしい)『よい子のくに』(朱川さんの作品が収録されていたので、本書を手にとった)『未来の廃墟』『見果てぬ夢』『みずいろの十二階』『赤い木馬』(浅草・十二階・ルナパアク!)『少年と怪魔の駆ける遊園』(デパートの上の遊園地とか、あったなぁ)『在子』『コドモポリス』が面白かった。2013/10/17
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