光文社文庫<br> 京都着19時12分の死者 - 長編推理小説

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光文社文庫
京都着19時12分の死者 - 長編推理小説

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334736033
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーコ・オクダ

29
タイトルから想像できるとおり、時刻表とにらめっこする系。殺されたのは3名。長野県へ向かったはずが、なぜか京都へ向かう新幹線車内で毒殺された上流家庭のご婦人。京都駅前のホテルで毒殺された元ヤーさん。東京の自宅で毒殺された美人ホステス。各現場に共通して残された前科のない指紋がカギ。件のご婦人の夫のアリバイは、それぞれの時刻に会社の人間によって完璧に裏付けされる。当然、こういうヤツが1番怪しいわけで…。各人物の相関関係、会社内部の事件、交通機関の組み合わせ、写真等のパズルが徐々に完成していく感じが心地よい。2020/01/25

ディープなつまみぐい

2
舞台は京都へ向かう下り新幹線ひかり号と京都市内。 多重トリックによる事件を紐解くストーリーで飽きさせない内容で読了。2024/10/08

コマンドー者

0
津村氏お得意の鉄道アリバイ崩しだが、最後は写真の時刻誤認トリックの謎がメインとなる。失笑スレスレの凄いトリックが披露されるが、これ実写化すると相当マヌケ。2021/08/22

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