内容説明
軍や私兵部隊が執拗な襲撃を仕掛けてきた―その目的は皆殺し。一馬の救出などではなかったのだ!次々と傷つき斃れてゆくゲリラたち。彼らと時に反発し合い、時に心を通わせながら、一馬は辛くも生き残ってゆく。そして芽生えた初めての恋…。しかし、裏切りと陰謀がその牙を剥き出しにしたとき、少年の心を引き裂く過酷な現実が待ち受けていた―。
著者等紹介
内山安雄[ウチヤマヤスオ]
1951年北海道生まれ。慶応大学文学部卒。大学時代から世界各地を放浪し、旅行代理店駐在員雑誌記者、TVレポーターなどを経て、’80年「不法留学生」で作家デビュー
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