内容説明
フイリピン・マニラで11歳の少年・松前一馬がゲリラに誘拐された!要求は身代金100万ドルと、一馬の父親が勤める企業が、ある島の観光開発から手を引くこと。大物政治家ら有力者の思惑から、理不尽にも救出は先延ばしにされた―。再三試みる脱出行。そのつど味わう死の恐怖…。少年は灼熱地獄の樹海から生還できるのか?熱く哀しい異色の冒険大作。
著者等紹介
内山安雄[ウチヤマヤスオ]
1951年北海道生まれ。慶応大学文学部卒。大学時代から世界各地を放浪し、旅行代理店駐在員雑誌記者、TVレポーターなどを経て、’80年「不法留学生」で作家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。