内容説明
「エロティック・ミステリー」が独立した雑誌として創刊されたのは1960(昭和35)年。だが、そのルーツは52年に発行された「宝石」増刊にまで遡る。この雑誌の特色は戦前派から新鋭に至るまでの多彩な作品の再録にあった。誌名が示すとおり“性”に関する読物にも力を入れていた。本巻は、60年代前半、ミステリーに賭けた作家たちの情熱溢れる作品群を収録する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おふねやぎっちらこ
2
昔の短編小説も面白い🤣。タイトルが小っ恥ずかしい!2019/08/11
冬至楼均
0
シリーズの中でも一番バラエティにとんだラインナップでした。2013/08/20
ピエール
0
タイトルにエロティック・ミステリーとありますが、それほどエロティックではありません。そういう名前の雑誌から傑作を選んだもので、作品はみんな私の年齢と同じぐらい古いです。当時のエロティックなので、何らかの男女関係をネタにしている程度です。古いし、短編集なので私としては、ちょっと味気ないなあという感じでした。2012/12/25