光文社文庫<br> 超特急燕号誘拐事件

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光文社文庫
超特急燕号誘拐事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334731526
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

昭和10年、超特急燕号は、奇妙な事件に巻き込まれた。走行中に起きた殺人事件、そしてトンネルの中で、機関車と一等車が突然消えた。重なる事件は混迷の度合いを深めていく。伯爵家の出である、四条杉彦と連れの小百合は駆け落ち途中で、この列車に乗り合わせていた。そして、陸軍高官のさる高貴な身分の人物も乗り合わせていたのだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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昭和10年に特急列車の中で殺人事件が起き、トンネルの中で機関車と一等車が消えるという謎の出来事が起こる。燕号は時速95kmより遅いものの、ある程度速く、食堂車の存在やブレーキの改良などがある。個人的に小百合の感情豊かに憤慨するところやユーカリとマッキーの存在が面白いと感じた。タイムスリップへの出発という締めくくりがまた好奇心をそそられる読者もいるのではないかと思った。2016/06/03

三丁目の書生

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超特急燕号の先頭機関車と最後尾の一等客室が消失! 背景には、東海道本線を電化するか、非電化のまま石炭で走らせるか、という“鉄道電化論争”があった。 陸軍は、アメリカとの戦争を想定して、鉄道電化に反対しています。 (電化して架線が必要になると、砲撃や爆撃で使えなくなるから) 興味深い論争ですが、検索しても、歴史的にそのような論争があったという記述を見つけることはできませんでした。この辺、辻先生の創作でしょうか? http://sfkid.seesaa.net/article/413784201.html 2015/02/11

よっしー

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ユーカリさんの若い頃の話をもっと読みたくなった。2012/07/29

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