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内容説明
聖観音、弥勒菩薩、大日如来、梵天…。飛鳥の時代より人々の心にやすらぎを与えてきた、あまたの仏像たち。いまでこそ美術や観光の対象となっている仏像だが、もともとは、信仰の対象として人々の願いを込めて刻まれた仏たちだ。仏像がわれわれに語りかけるものとはなにか。仏像の見分け方と聖句をイラスト、写真により一挙に紹介する。
目次
第1部 菩薩
第2部 如来
第3部 明王
第4部 天
第5部 諸尊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ざっくば
2
再読。コンパクトサイズながら基本をしっかり押さえた良書。各像の特徴や見分け方が図解されており、辞典としても使える。欲を言えば終盤、諸尊の項にもボリュームを割いてほしかった。十二神将とか気になる…。2014/05/31
雨音
0
仏像とは「もともとは信仰の対象として刻まれたもの」と書かれていたように、宗教的な背景などから種類や彫られているものの意味・分類が分かりやすくまとめられていてとても興味深かった。仏教とひとことで言っても様々な宗派があり信仰の仕方や思想があり、その様々な個性が数えきれないほどの「仏像」に込められていると感じた。仏教の知識があったらより面白く読めたかもしれないと思ったので、機会があれば学んでみたい。2024/08/20