知恵の森文庫 「図解」禅のすべて―禅とは「禅定」の省略形である

花山 勝友【監修】

光文社（1998/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 243p／高さ 16cm
• 商品コード 9784334726539
• NDC分類 188.8
• Cコード C0136

内容説明

坐禅の実践を通して、悟りを会得しようとする「禅」。坐禅により人は、直感的内観を通じて宇宙の真理を体得するという。禅宗が、仏教宗派の流れとして欧米で最も受け入れられた理由もこの特異さにあった。本書は、禅の心をわかりやすく紹介し、坐るだけで見えてくる「禅の境地」へ導く、悟りの入門書である。「図解」仏教シリーズ第２弾。

目次

第１章　禅の心は十枚の絵でわかる
第２章　坐るだけで禅の世界が見えてくる
第３章　あなたの心の道は禅に続いている
第４章　白隠の気、良寛の生き方に学ぶ
第５章　雲のように、水のように、自在に生きる
第６章　公案に訊く
第７章　日々に禅機を見いだす

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[allite510@Lamb & Wool]

文字にならない（不立文字）禅の思想をカンタンに記述する、これも禅の「公案」の、無理難題のようなものといえるかも。それでもコンパクトながら、禅のとりあえずの全体像を概観でき、魅力も感じられる。本としてはちょっと古いとも思うが、「軽薄短小」な時代のニーズにも真正面から向き合う、これも「禅」ということか。キュート。

2016/10/26

[東側ギャン]

本のメインじゃないけど良寛さんの話が心に残った

2019/01/23