知恵の森文庫<br> 死について考える

個数:
電子版価格
¥440
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

知恵の森文庫
死について考える

  • 遠藤 周作【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(1996/11発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外,文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 36pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月19日 07時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334723224
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「本当に苦しいでしょうね」「やがて私たちもそうなるんですから」生き残る者のこの言葉はまもなく地上を去っていく者に理解と人間的連帯とを示し、ある程度の慰めを与える。だが、それは死んでいく者の苦しみの半分を慰めてあげても、あとの半分を鎮めはしない。その50パーセントをも鎮めるためには…。著者が遺そうとした心優しいメッセージ。

目次

死にげいこせん花の雨
死の夢
老いることは辛いことだ
うまく年をとること
羨ましい死に方
釈迦とキリストの死に方
ホスピス
騙された患者と騙されたふりをする患者
デス・エデュケーション
グリーフ・エデュケーション〔ほか〕

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

30
先月母が亡くなった、認知症、大腸がんとこの2年間母にとってつらい日々であった、最期はがんの痛みで悲鳴をあげモルヒネで軽減したが力尽き95歳の人生に幕を閉じた、亡くなった悲しみよりも痛みから解放された安堵感のほうが強かった、そういう意味では母の死から、死とは解放ではないかと私には思えた、丁度亡くなる前に本書を読んだだけに共感するところが多かった。2020/04/23

ののまる

15
人間は若いときは肉体的な感覚で世界を識る(肉体の時代)。中年になると肉体は衰え、心の時代、もしくは知性の時代となり、心や知性で世界を掴む。老年になると、肉体も知性も衰えるが、知性のもっと奥にある魂によって、次なる世界から来る発信音を、肉体の時代よりも、知性の時代よりも聴くことができる。2016/01/11

nchtakayama

11
来世を信じるから、笑顔で生きていける。一所懸命生きて死んだあとに、大好きなきみにまた会える。最後に行く場所はみんな一緒。 エピグラフが良かった。「死というのは、たぶん、海みたいなものだろうな 入っていくときはつめたいが、いったん中に入ってしまうと……セブスロン」遠藤周作のサクッと軽い文章読んだのは初めて。ずいぶん重層的な人だったんだなぁ。2020/02/09

JonesDaI

10
親や祖母も年をとったし、自分自身ちょっと油断するとコンディションが悪化するようになってきたので読んでみた。死はもう避けようがないからか、主に語られたのはいかにそれを迎えるかという観点だった。苦しくても延命の処置をするか、穏やかに死を迎えるか、というのは個人差があると思うし、自分の今の意見と例えば30年後の意見は異なってくると思う。それでも今からこういう問題に向き合っていくのは選択肢を知る意味でもいいと思った。作中には宗教に絡めた話も多く、こういう答えようのない問題に対する回答の手法が宗教なのかなと感じた。2022/11/03

チサエ

9
『祈れません、と言っても、それが既に祈りになっているのだから一向に構わぬ、と私は思うのです。「苦しくて祈れません」「不安で祈れません」「もう絶望して祈れません」「神様がいないような気がしてきましたので祈れません」「こんな目にあわせる神様、とても祈れません」というような祈れませんであっても、それは神との対話ですから既に祈りです。たとえ祈れなくても神がそれを大きく包んでくれるというような感じがします』2023/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1144
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品