光文社文庫<br> 深夜の法廷

光文社文庫
深夜の法廷

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334722951
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

夫・秋葉洋平の不倫を目撃した妻・香江は怒りと屈辱を覚え、夫を綿密な完全犯罪計画によって社会から抹殺しようと考えた。この、罪を犯そうとする女性は一見、もろく傷つきやすい風情。しかしその虫も殺さない表情の下には、冷酷なものを秘めていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

elf51@禅-NEKOMETAL

5
昔から土屋隆夫は好きな作家で。不倫で対立する2人の女性。間でうろたえる夫とありそうな設定。大仕掛けも派手さはないが,きっちりした論理の割り切り,動機の説得力,ただよう文学性とやはりうまくできている。ほころびはどこからできたのか?探りつつ,読みやすい中編集である。1996/11/20

たかすみ

2
夫婦の仲違い、不倫、殺人という動機もトリックも目新しいものはない。けれど、この人の言葉遣いは好きだし、スマートな文章だなという印象を受けた。他の作品も読んでみたい。2012/08/29

wm_09

0
両中編とも、ラストシーンの女の涙が印象的な佳作。土屋隆夫は後期あたりから、女性の視点にたった作品が多いように思う。妻となった女の嫉妬や中絶を迫られる苦悶などありきたりな感情ばかり飛び交っているものの、それでもどんどん読まされてしまう。たとえミステリのトリック自体は陳腐で使い古されたものであったとしても、読者を飽きさせない手腕は作家として評価されるべき。(ローウェル嬢)2009/10/04

コマンドー者

0
氏の90年代前半発表の中編2編を収録している。表題作は倒叙ものっぽい展開。もう一遍は奇妙な自殺の真相を探るというもの。いずれも氏らしい充実した読み応えである。2023/06/23

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