内容説明
事故が多発し、幽霊も出るという噂がある“魔の街道”。大晦日の夜、そこで人を轢いたらしいという中年男が出頭してきた。榊田警部補が現場に行ったが、何もない。―ところが、である。1時間半後、同じ場所で資産家の轢断死体が見つかったのだ。新年早々、怪事件に立ち向かう赤かぶ検事だが…。(表題作)このほか、ユーモラスで感動的な、法廷推理の名編を収録。
事故が多発し、幽霊も出るという噂がある“魔の街道”。大晦日の夜、そこで人を轢いたらしいという中年男が出頭してきた。榊田警部補が現場に行ったが、何もない。―ところが、である。1時間半後、同じ場所で資産家の轢断死体が見つかったのだ。新年早々、怪事件に立ち向かう赤かぶ検事だが…。(表題作)このほか、ユーモラスで感動的な、法廷推理の名編を収録。