内容説明
織田信長の49年の生涯は熾烈な国盗り合戦のあけくれであった。織田家は尾張に発祥し、父・信秀の苦闘時代を経たあと、天下取りに奮戦した信長の出現でドラマは頂天に達する。この本は全合戦記を1冊にまとめた初めての試みであるが、戦国時代と信長をこんな見事に浮き彫りした資料は少ない。映像や活字で収められなかった箇所を埋めた、傍らに置きたい知識集。
目次
第1章 織田氏の素姓とは
第2章 信秀かく闘えり
第3章 天才は暗がりから
第4章 うつけ者こそ乱世の子
第5章 桶狭間に野望は噴火した
第6章 虎狼のごとく羊のごとく
第7章 われ王道を征かん
第8章 人生夢幻されど足音高く